おとな世代にとって、ヒップのかたちの変化は避けて通れない問題。40~50代女性では、ヒップの頂点が下がったり、ヒップが内側に流れるなどの変化が起こっている人が調査対象の過半数以上におよぶとわかっています(ワコール人間科学研究開発センター調査より)。
それなら、ガードルの力を借りてヒップのかたちを整えればいいのでは。そうはわかっていても、ガードルと聞いただけで「キツい」「苦しい」という言葉を連想してしまう人が多いのが現実です。
ガードルはヒップで選ぶか?
ウエストで選ぶか?
- 「20代は苦しいのをがまんしてはいていたけれど、窮屈さや夏の暑さでやめてから、もうン十年…」
- 「トイレで脱ぎはきしにくい」
- 「外出の機会が減って、“楽なほう”ばかり選ぶようになりました」
- 「おなかの圧迫感が苦手」
- 「いろいろ試したけれど、いまだはきごこち・デザインともに『これだ!』というものに出会えていない」
- 「安いのはフィット感がいまひとつだし、機能で選ぶと値段が高いし」
- ガードル着用に関するアンケート 2024年9月25日~10月5日実施
ワコールボディブック読者10~70代の729名が回答したコメントより抜粋
かつて「おしゃれはがまん」なんていう時代もあったけれど、やっぱり「楽がいい」という意見は多数。一方で、はきごこちのほかに、「選び方がわからない」という意見も3割。
- 「ヒップ優先で選ぶべきか、それともウエストに合わせるか。自分に合うサイズがわからない」
- 「体型が変わってきてから、サイズを測っていないので…」
「楽ちん」を重視して大きいサイズを選んでいる人もいるかもしれませんが、覚えておきたいのは、キツすぎると苦しくなり、ゆるすぎると補整効果が発揮されないということ。
ウエストとヒップのサイズが2つのサイズにかかる場合は、大きいほうのサイズに合わせて選ぶことをおすすめします。最終的には、試着をして着用感を確認をすることも忘れずに。あなたが「キツい」「苦しい」と思った原因のひとつは、間違ったサイズ選びにあるかもしれません。
では、みなさんがガードルに求めている機能は何でしょうか? アンケートで寄せられた主な声を拾ってみると…。
- 「アウターにひびかず、キツすぎず、通気性があること」
- 「骨盤が歪んでいるので、骨盤サポート機能はマスト!」
- 「ヒップのいちばん高い部分が少しでも上がるように…」
- 「おなかと太ももをすっきり見せたい」
- 「ヒップラインをスムーズに(でこぼこなく)きれいに見せたい」
- 「とにかくヒップアップ」
- 「下半身の安定性、歩きやすさ」
- 「ぜい肉の段段が目立たないように隠す」
- 「通気性は欲しいけど、冬はあたたかさも欲しい」…
なんと、75%もの人が「ヒップアップ」機能を求めているという結果に。「苦しいのはいやだけど、ヒップアップしたい」という希望は、多くの人に共通しているようです。
求める機能別、ガードルの選び方
最後に、みなさんの要望・機能に合わせたガードルの選び方をご紹介します。あなたの不満点を解消するのも、まずは正しい選び方から。
要望その1「キツい」「動きにくい」をどうにかしたい
→立ち座りをするとき、歩くときに感じやすい圧迫感。おすすめしたいのは、タテ・ヨコどちらにも伸びて、自分の動きや体型にフィットしてくれるガードル。それでいて、ヒップを持ち上げてくれる機能もあれば、Good!
参考商品:マッチミーガードル(ロング丈)
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要望その2「暑苦しい」のはイヤ
→夏だけでなく秋冬でも感じやすい、下着内の「蒸れ」「暑さ」。そんなときには、メッシュタイプを。汗をかいてもベタつきにくい素材、吸汗速乾性のものも増えているので、要チェック。
参考:【ー5歳の着やせシルエットに】メッシュタイプガードル(ロング丈)
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要望その3「ヒップアップ」したい
→多くの人が願うことですが、下半身のたるみを「引き上げる」機能を優先して選べば、ヒップアップしたシルエットは可能です。
参考:【たるみをググっとリフトアップ】肌リフト ガードル(ロング丈)
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要望その4「おなか」を押さえたい
→おなかの段差やハミ肉を包み込み、ウエスト部分がめくれにくい設計のものを。高めのウエスト丈を選ぶことも大事です。
参考:ウイング おなかのハミ肉【ハミデンヌ】おなかすっきりサポート ガードル(ロング丈)
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要望その5「骨盤サポート」したい
→骨盤部分にサポート機能がついたガードルもあります。同時にヒップアップやおなかを押さえる機能もあれば、美シルエットと安定感のどちらも手に入ります。
参考:ワコール おなか・ヒップ・骨盤 気になる体型悩みに! ガードル(ロング丈)
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要望その6「あたたかさ」がほしい
→寒さが気になる秋冬はもちろん、夏の冷房対策としても使える「ポイント保温」がおすすめ。体温を放出しやすい部位(腹部・仙骨部・そけい部)を起毛生地で効率的にあたためるものを選びましょう。
参考:ワコール【女性の毎日に寄り添う】温活タイプ ガードル(ロング丈)
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- Answer -
□ウエストかヒップ、大きいほうに合わせてサイズ選びを。
□要望に合わせて素材・機能をチェック。
【特集】ボトムに自信をもつには、やっぱりガードル!?(全2回)
- #01|ヒップアップしたいけど、ガードルは「キツい」「苦しい」!? どう選ぶ?
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おしえて、ワコール
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