2024.11.20

【特集】ボトムに自信をもつには、やっぱりガードル!?#02

私に合うガードル探し。おとな世代のライターが体験したビフォー・アフター

OTONA BODY BOOK 編集部

ボディラインのくずれに敏感になり、あれこれと必死に取り組んでいたあのころから時は流れ…。気になる部分を隠すことばかり考えてしまうアラフィフの今。ふと、かつてはいていたガードルの存在が頭をよぎりました。

もう一度、頼ってみようかな。気になるボディラインはガードルによってどのように変化するのでしょうか。新たなガードルを手に入れた私の、リアルな体験をお届けします!

ボディラインを「改善したい」よりも、
「あきらめ」が…

10代のころも含めて、20代、30代と、その時々でからだの気になることはあるし、体型を改善しようとダイエットやエクササイズに取り組んだり。ですが、切実さで言えば、断然アラフィフの今がトップレベルだと感じます。

自分のヒップをじっくり見たら、「え、こんなに四角かった?!」と驚きを感じたのはもうだいぶ前、「私の体型ってこんなもの」と、ヒップラインの下がった四角いお尻が自分のなかで定着してしまい。「ぽっこり」なんてかわいい言葉ではすまされない気がするおなかまわりもしかり。

洋服を選ぶときに常に念頭にあるのは、体型カバーができるかどうか。トップスでパンツラインを隠したり、ヒップラインやおなかが目立つタイトスカートは避けたりと、ファッションを楽しむ気持ちもどんどん消極的になっていたことに気がつきました。

現実を見るのは怖いけれど、
いざ採寸へ

「ガードル」が再び気になったのも、そんな気持ちを少しでもポジティブに変えたかったからかもしれません。

ガードルというと、きつい、苦しい、という昔からのイメージがありますが、はきごこちや効果などかなり進化しているということも耳にします。今の自分のからだや気持ちにぴったりのガードルはあるかしら? そんな思いを抱えながらさっそくサイズを測りに行ってきました。

採寸によって現実を直視するのはとても怖いですが、ガードルの効果を最大限に引き出すためにもサイズを正確に知ることは欠かすことのできないプロセス。「ウエストが73 cm、ヒップが96cm」と数値で出されるされるインパクトにクラクラしつつも、ここからガードル選びがスタート!

さっそく結果をもとにサイズ表を見ると、私のサイズは、70・Mサイズ(ウエスト67~73cm、ヒップ86~96cm)と76・Lサイズ(ウエスト73cm~79cm、ヒップ89~99cm)のどちらにも属します。「リラックスしてはきたい」ことを伝えると、ビューティアドバイザー(BA)さんからは「それならば76・Lサイズがいいでしょう」とのこと。サイズは76・Lで決まりました。

続いて、BAさんに「ガチっとしたものよりも、はいている感覚がないくらいやさしいはきごこちのものがいいです」とリクエストすると、「それならば!」と極薄タイプのガードルをおすすめしてもらいました。触れてみると、本当に薄い。そしてとても軽い。スリムシルエットはいかに? さっそく試着してみます。

失われたヒップの丸みが、
復活している?!

はいたあとに手を入れてヒップ下からお尻を持ち上げるときれいにはけるというコツを教えてもらい、ガードルを着用。最初に感じたことは「ラク…!」というひと言に尽きます。はいていないときと比べて、サポート感は得られるのですが、それはしめつけられている感覚とは異なり、ウエストからヒップまで「包み込んで」くれるようなやさしい快適さ。また、メッシュ素材の軽やかさや肌ざわりのよさも感じられ、ウエストが高くデザインされているからかすっぽりと包まれる安心感もあります。

長年敬遠してきたタイトスカートをはいてみると…ガードルなしと比べて断然洋服がきれいに見えます。<着用前>は腰の張りやヒップの下垂などからいろいろな箇所に服のシワが。ガードルをはくとヒップや腰の凹凸がスムーズになり、またスカートのすべりもよくなって、スカートのシワが解消! おなかは急激には引っ込まないものの、<着用前>に比べると、縦のボディラインが際立ってきたような気がします。

気になるヒップラインはどうでしょうか? 後ろから見た姿は特にヒップ位置(青い点線)が上がったように見えますし、何よりうれしいのは、失われてしまったヒップの丸みが!ふんわりと復活しているような! 思わずテンションがあがり、前から、横から、いろいろな角度から何度も確認してしまいました。

テンションが上がったついでに、細身のパンツも久しぶりにはいてみました。こちらも、わかりやすくヒップラインが上がったように思います。しかもこれだけフィット感があっても、ガードルがメッシュの薄い素材で、なおかつフリーカッティングデザインでラインがひびいていないのもうれしいポイントでした。

自分比で見た目にこれだけ違いがあるのに、ガードルはそっと支えてくれるような感覚があり「むしろはいているほうがラク」だと感じられることにも改めて感動。ガードルをはいていると、下半身の軸が安定したような気がしますし、下半身が安定していると心なしか上半身までスッと背筋が伸びます。この日は1日中ガードルをはいていましたが、食事のときも、デスクワーク中にも息苦しさはなく、リラックス感は継続されました。

  ワコール 薄くて、軽くて、スリムシルエット【極薄タイプ】ガードル(ロング丈)

▲着用したアイテム/ワコール 極薄タイプ ガードル(ロング丈)GFA152
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ガードルに対する思い込みが一変した今回の体験。何より、おなかのたるみや形が崩れたヒップに変化が生まれて、自分の気持ちが明るく前向きになったことも大きな発見でした。自分に合うガードルを手に入れて、ファッションを楽しむ気持ちも、ボディラインへのモチベーションも格段にアップしました。

文/ワコールボディブック編集部
撮影/丸山涼子
デザイン/日比野まり子

【特集】ボトムに自信をもつには、やっぱりガードル!?(全2回)