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  • 2024.12.18

「スタイル悪見え服」とはおさらば! AI骨格診断で、クローゼットを大掃除!

体験レポート2 /AI骨格診断編

「スタイル悪見え服」とはおさらば! AI骨格診断で、クローゼットを大掃除!

「スタイルが良く見える服」を選ぶのは、至難の業。

百貨店でかわいいと思ったミモレ丈のスカートはふくらはぎの太さを強調し、華奢なオシャレさんに見えるはずのノースリーブはガタイを大きく見せ、愛らしいフリルはからだを膨張させる…。

こういった洋服選びで起こる「小さな失望」は誰しも経験してきたはず。今ネットで話題の骨格診断も受けたい気持ちでいっぱいですが、「診断に1万円以上するらしい」「診断できるところを探すのが面倒くさそう」と、前に進めずにいた私、ライターR。

そこで今回、そんな私の悩みにぴったりなサービスを体験できることに。東急プラザ表参道「オモカド」の「SCANBE(スキャンビー)」の店舗で「わたしを知る骨格診断」※が受けられると知ったのです。全身の数値を計測する「3Dボディスキャン」(無料)にプラスすると、3,500円でAIの分析のもと骨格診断ができるのだそう。

SCANBEの骨格診断ではいったいどんなことを得られるのか、私自身の体験を元に紹介!

診断後、解消されたファッションの悩みとは?

※「わたしを知る骨格診断」は店舗により実施状況が異なります。実施店舗のご確認は >こちら

地味につらい! 「好きな服が似合わない問題」

大学時代、ひと目惚れして貯金をはたいて買ったトップスが、帰宅後に着てみると全く自分自身が輝いて見えなくて落ち込んだという経験は数知れず。

お金はもったいないし、好きで選んだ服を着こなせない自分が嫌になる。

「ファッションは好きだけど、服が似合わないのはなんでだろう…」

高校生、大学生、社会人になってからも「似合う服探し」は続きました。くじけずにトライ&エラーを重ね続けた結果、今となっては自分の中でいくつか「失敗しない条件」が見えてきました。

失敗しない条件

失敗しない条件 せっかくの映えスポットにもかかわらず、オーバーサイズのジャケットがメインで、余白のないコーディネイトによってからだが膨張して見えていた私。おまけに下半身も大きく見える1枚に せっかくの映えスポットにもかかわらず、オーバーサイズのジャケットがメインで、余白のないコーディネイトによってからだが膨張して見えていた私。おまけに下半身も大きく見える1枚に

日頃からファッションにおいては試行錯誤を重ねてきた過程があったからこそ、3Dボディスキャンを元に行う「わたしを知る骨格診断」には興味津々です。

SCANBEで骨格診断をいざ、体験!

支払いは電子マネーで簡単に。この日はsuicaで決済。(支払いはキャッシュレスのみ対応) 支払いは電子マネーで簡単に。この日はsuicaで決済。(支払いはキャッシュレスのみ対応)

3Dボディスキャンで全身の数値を測って(前回の記事参照)数十秒待つと、すぐに骨格診断に移ります。

3Dボディスキャンで測った自分のデータを、AIで徹底分析。結果は、「ストレートタイプ」でした。

ライターRの骨格診断結果 ライターRの骨格診断結果

骨格診断では、ストレートタイプのからだの特徴が一気にまとめられた画面が表示されます。つい写真に収めたくなる、わかりやすい解説がうれしい。「メリハリのあるからだ」や「肌にハリと弾力がある」などのポジティブな気付きも多く、読んでいるとどこか自分の体型が愛おしく思えてきます。

骨格診断結果は、数枚にわたって表示。画面の写真撮影は必須 骨格診断結果は、数枚にわたって表示。画面の写真撮影は必須

次のページに進むと、私がこれまで気づかなかったある発見が。

診断結果によると、上半身は「ストレートの要素が少なく、ウェーブ寄り」であるとのこと。バストに関しては「厚みは控えめで、位置は低め」という説明が。これまで、オフショルダーやチューブトップが得意だと思ってよく着ていた理由が、腑に落ちました。

「どおりで、ネットでよくまとめられている“骨格ストレートに似合うトップス”を試しても、あまりピンとこなかったわけだ。上半身は、ウェーブの要素が生かされる服を選ばなければ」

ひとりでつぶやきながら、次に進みます。

洋服のサイズのおすすめが表示される 洋服のサイズのおすすめが表示される

そして、普段選ぶべきサイズが、トップス・ワンピース、ボトムス、デニムに分けておすすめされます。基本的にジャストサイズを選ぶのがいいとのこと。「なるほど、だからオーバーサイズのジャケットやボトムスは似合わないのか」。家のクローゼットの洋服たちを思い浮かべながら読み進めます。

同時に、大学時代にボリュームある「ガウチョパンツ」が流行して私も購入したことを思い出しました。数回着てから、さよならしたのもいい思い出。これからはできるだけジャストサイズなパンツを選ぼうと強く決心したのでした。

このように、骨格診断結果を読んでいると、いろんな洋服の苦い思い出が頭の中にあふれてきては、腑に落ちます。

帰り道にスマホで診断結果を見返すのもSCANBEの楽しみ方のひとつ 帰り道にスマホで診断結果を見返すのもSCANBEの楽しみ方のひとつ

新たな気づき! 意外と似合うファッションアイテム

写真を撮りそびれても、骨格診断の最後の画面に表示されるQRコードを読み取ることで、結果の一部はあとからスマホで再確認できるのもありがたいポイント。

今回私が骨格診断を通して印象的だった発見は以下5点です。

失敗しない条件

失敗しない条件

これまでの経験値で培った自分独自の洋服選びの答え合わせになったものもあれば、敬遠していた素材や形にも挑戦できそうだという喜びもありました。

仕事でよく使うジャケットはどれもオーバーサイズなので、ジャストサイズのものを新調したいという実用的な動機も。というわけで、

骨格診断で、効率も気持ちもUP!

ファッションは、自分自身を前向きな気持ちにさせてくれるもの。

これまでは「ひと目惚れした形だから」「流行っているから」「新作だから」などの理由で購入してはさよならしたアイテムが多かったが、これからは骨格診断をもとに、より効率的に、心も上向きになる服選びができそうです。

また、骨格診断で無駄な買い物を減らせるという点も、サステナブルな行動につながる、ということもわかりました。骨格診断にかかった時間は約20分。そして払ったのは3500円。「面倒」「お金がかかる」などのイメージが一新されて、さらに全部セルフでできるから、気軽にトライしないほうが損なのでは。迷っているより、まず計測! いろんな要素で前向きになれる、骨格診断。次は、母を連れて来ようかな。

取材・文/ぺ・リョソン
撮影/高木亜麗
デザイン/WATARIGRAPHIC