2024.09.11

おとなの「ながら」プチトレ#05

デスクワーク中に|椅子に座りながらウォーキング

監修:中野ジェームズ修一さん

忙しいおとな世代には、すきま時間や何か「しながら」のプチトレーニングを。簡単にできる習慣をご紹介!

デスクワーク中に、
下半身の血流を改善

1

椅子に浅く座り、両脚を前に伸ばす。両脚のかかとは床につけたまま、右足のつま先をできるだけ高く上げる。

2

関節をできるだけ大きく動かすように、足首を左右交互に曲げ伸ばしする。

ポイント

このポーズは、足首を上げているときにふくらはぎが伸び、すねの筋肉が縮みます。反対に足首を下げるときに、ふくらはぎが収縮し、すねの筋肉を伸ばすことができます。長い時間座りっぱなしでいると、下半身の血流がとどこおりがちですが、血液を運ぶポンプ役であるふくらはぎを動かすことで、血流の改善が期待できます。また、歩く動作にはすねの動きもとても重要です。年齢を重ねると、すねの力が弱まり、つま先が下を向き、つまづきの要因にもなるので、ぜひ鍛えてもらいたい部位です。新幹線や飛行機など長距離移動中にもぜひ。

運動時のふくらはぎの疲労を軽減する
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  • 中野ジェームズ修一 フィジカルトレーナー
    (株)スポーツモチベーション最高技術責任者、アメリカスポーツ医学会認定運動生理学士
    フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。 早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、多くのトップアスリートをはじめ一般の中高年者まで幅広く指導している。『寝たきりにならない体の使い方』(Gakken)、『スキマ★ストレッチ』(ダイヤモンド社)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。
構成/大庭典子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子