忙しいおとな世代には、すきま時間や何か「しながら」のプチトレーニングを。簡単にできる習慣をご紹介!
足裏の真ん中から着地するだけで、
こんなにラク
かかとではなく、足裏の真ん中で着地するように意識して歩く。つま先から着地しようとするとつまづきやすいので注意すること。
ポイント
歩くとき、かかとから着地しようとすると、足をある程度上げる必要があります。最初のうちはいいですが、歩く筋肉が弱っている状態だと、すぐに疲れてしまったり、スピードが遅くなってしまいます。真ん中から着地するように意識すると、すねの筋肉にかかる負担が軽くなり、疲れにくくなるため長時間歩き続けられます。その代わり、このポーズで歩くときは、いつもよりもスピードを早めて歩くことを心がけてください。目安は、息がはずむくらいです。距離を長く、スピードを早めて歩くことが、トレーニング効果も出やすく、ダイエットにもつながりますよ。
-
中野ジェームズ修一
フィジカルトレーナー
(株)スポーツモチベーション最高技術責任者、アメリカスポーツ医学会認定運動生理学士
フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。 早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、多くのトップアスリートをはじめ一般の中高年者まで幅広く指導している。『寝たきりにならない体の使い方』(Gakken)、『スキマ★ストレッチ』(ダイヤモンド社)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。
構成/大庭典子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子
おとなの「ながら」プチトレ~ウォーキング
- #05|デスクワーク中に|椅子に座りながらウォーキング
- #06|階段で|上りながらバランス感覚を養う
- #07|階段で|足を持ち上げる筋肉を鍛えてしなやかな歩き姿に
- #08|通勤途中で|疲れない歩き方で、早く、長く、歩こう
- おとなの「ながら」プチトレ一覧はこちら