太ったせい? それとも…?
高いところに手を伸ばした瞬間に、ブラジャーがずれ上がってくる…。前にかがんだとき、バック部分が上がってくる…。誰にでもありそうな体験ですが、なんとなくそのまま放置してしまうのもまた事実ではないでしょうか。
「胸が小さくなったから?」「いや、太ったからかも」「それとも、ブラジャーの寿命?」。いくら推測をめぐらせても、ブラジャーを替えてみても、また同じことを繰り返してしまう…。その原因のひとつに、年齢とともにバストのかたちだけでなく「やわらかさ」が変化していることがあげられます(おしえて、ワコール「カップが合っていない? この隙間、なんとかしたい」参照)。20代・30代のときと同じタイプのブラジャーでは、フィット感の違いを感じるのは自然なことなのです。

だからといって、あきらめるのは早い! ずれ上がり対策としてできることを、順を追ってご紹介していきます。
まずは今の
バストサイズの測定から
加齢とともにからだが変化していることを何となく実感しながらも、気づけば久しく、自分のバストサイズをきちんと測っていなかったという人は、多いのではないでしょうか。大事なのは、現在の自分のバストのサイズを知ること。店頭で測ってもらうことがいちばんですが、まずはセルフでの測定でもいいでしょう。
参考記事:
おしえてワコール|自分でバスト計測。でもこのやり方、合っている?
正しいサイズを把握したうえで、もう一度これまでつけているブラジャーを見直してみましょう。ここからは、前側(フロント)がずれ上がりやすい人、背中(バック)がずれ上がりやすい人、それぞれの原因と対策をご紹介します。

参考記事:そのブラ合ってる?ブラを見直そう!

参考記事:そのブラ合ってる?ブラを見直そう!
愛用中のブラをプロにチェック
してもらうことも一案
ずれ上がりの原因は、ひとつとは限らず複合的なこともあります。原因がわかりにくいとき、しっくりこないときは、専門のカウンセラーに相談することも検討しましょう。
参考記事:
「ブラ無料診断」ってなに?
ブラジャーのずれ上がりは、些細なことのようだけれど、たびたび起きては、気持ちも落ち着かないもの。日常生活をここちよく過ごすために、自分に合ったブラジャー選びは大事な要素。洋服の上からゴソゴソとブラジャーを直す習慣とも、そろそろお別れしたいものですね。
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原因と正しいサイズを把握すれば、ずれ上がりは防げます。
イメージ写真/shutterstock.com