2024.07.17

汗の季節の肌着対策が知りたい! おとな世代のリアル実践テク

OTONA BODY BOOK 編集部

夏になるとふつふつとわき上がる「肌着」の問題。着たほうがいいのか、それとも薄着でいたいから「着ない」ほうがいいのか。さらに汗対策は? ニオイ対策は? おとな世代のリアルな声とともに分析していきます。

夏には夏の肌着で対策。
機能性肌着愛用者が多数

アンケート「夏の肌着対策」あなたはどうしていますか?(2024年6月ワコール調べ 50代を中心に総回答数 686人、複数回答)吸汗速乾機能のある肌着・インナーを使う:432人、接触冷感機能のある肌着・インナーを使う:315人、汗わきパッドのついた肌着・インナーを使うにおい対策機能のある肌着・インナーを使う:207人、ブラトップ・カップ付きインナーを使う:148人、とにかく薄い肌着・インナーを使う:136人、夏だからといって特別に変えない(一年中同じ肌着):79人、肌着・インナーなしでブラジャーのみ使用:63人、その他:28人、ブラも肌着もつけない(ノーブラ):14人

686人の回答者のうち、63%(432人)が「吸汗速乾機能のある肌着・インナー」を、46%(315人)が「接触冷感機能のある肌着・インナー」を活用しているという結果に。
その理由としては

  • 「首から下に汗が集中するので、服が汗じみにならないようにしています。速乾性のインナー、服で暑くならないように薄いものを選んでいる」
  • 「とにかく汗をかくので汗を吸い取る肌着をきます」
  • 「服を直接着ることに抵抗がある」
  • 「汗ばむ時期わきの汗しみが見えるがいや」
  • 「夏は、白いTシャツ系を着ることが多いので、後ろ姿のすけかんが気になるので、タンクトップやキャミソールを着用しています」
  • 「ブラだけでは洋服が汗で汚れるので」「肌着は必ず袖があるものを着る。脇の汗を吸ってもらうため」
  • 汗をかいた後、冷房の部屋では寒くなるので、すぐに乾くインナーは必須です」

などなど。年々増す暑さと湿気対策に、肌着は欠かせない存在といえそうです。

素材、においへのこだわりは
大人ならでは?!

  • 「綿素材の汗を吸収してくれる下着を使用している」
  • 「夏に限らず1年中シルク」
  • 「メッシュのポリエステル100%のタンクトップ」
  • 「綿のものや直接ゴムが肌に当たらないようなものを探しています。汗でかゆくなるので」

など、素材へのこだわりが大きいのは、おとな世代ならではかもしれません。 同時に、汗やにおい対策の機能にこだわっている人が多く、

  • 「暑がりで多汗なので、吸汗性のあるカップ付きブラトップが必要です。アウターに汗のにじみが出ないように気を使っています。カップやレースが透けないことにも気を使います」
  • 汗わきパッドつきの少し袖のあるタイプで、あせでもベタつかずさらっとしたもの」
  • 「におい対策のある素材のものを使っていますが、効果のほどは…」

と、それぞれのこだわりが伺えます。

また、こだわりポイントとして「軽さ」を重視する人もいて、年々進化する新素材にも期待が高まります。

  • 「少しでも軽いエアリーなものがいいけど、いまだ出会っていません」
  • 量のブラに軽量の肌着を重ねると、真夏でもけっこう快適です」
  • 「軽くて薄い素材の肌着なら、着ていることを意識しなくて楽ちん!」

肌着は着ないけれど、
夏用のブラキャミは人気

肌着をつけない人の意見としては、「暑いから着たくない」「ブラの上のもう一枚重ねるというのが苦手」というものが多く見られましたが、それを解決するのがカップ付きインナー(ブラキャミ)。すでに活用している人も増えていて、

  • 「インナーは着ないけど、GOCOCIの涼感のブラトップを使っているので、サラッとした素材のブラキャミを見つけたので、こればっかり」
  • 薄手のカップ付きキャミソール3枚をローテーション」
  • 「肌に付かず離れずのシャリ感あるカップ付きキャミソールがお気に入りです」

といったご意見が寄せられました。あなたのお気に入りは見つかっていますか?

ひんやりシートにボディシート、
汗対策の工夫あれこれ

肌着・インナーそのものが、汗や暑さ対策になることがわかりましたが、それ以外にも、夏ならではの独自の工夫をしている人もたくさん。なるほど!と思わずうなりたくなる、暑さ対策の知恵をピックアップ。

  • 「色の濃いTシャツを着るときは、ブラのみで風通しよく着ています。アロハシャツを着るときは、、接触冷感のものを着ます」
  • 「朝シャワーや帰宅後まず足を洗うなど、、汗を洗い流し体感を下げます。外出先では涼しい場所でボディシートなどで汗をふき取ってリセットしています」
  • 「汗を多くかく通勤時などは、ブラの下にキャミソールを着ます。職場に着いたら、汗で濡れたキャミソールを脱いで、ブラの上に新しいキャミソールを着用します」
  • 「吸汗速乾や接触冷感のものはもちろん着用するけれど、それでも猛暑や酷暑に高湿度は耐えられないので、さらに、衣類に使うスプレーでヒンヤリ感を足してます」
  • 「外での仕事のときには、通常の汗対策で追いつかず、ブラジャーは着替えを持ち歩いたり汗とりのパッドを貼り付けて使用しています」
  • 「暑がり、汗かきなので、夏はできるだけ外に出ないようにしています。家ではブラトップ一枚で、宅配便が来たらTシャツを着て出る!」
  • 「ブラジャーのゴムワイヤー部分でかぶれるためガーゼなど薄い木綿をはさむことがある」
  • 「出かける直前まで、衣服は着ない。、ネッククーラーや真夏は脇にアイスノンを挟んで制汗しています」

最後に、汗の季節ならではのお悩みをご紹介。さて、あなたの場合はどうですか?

  • 汗をかくと、ブラと胸の間がかゆくなる
  • 「夏場は、ナイトブラのにおいが気になる。毎日洗っているのに。胸の間に汗をかくので」
  • 「お風呂上がりの汗が引かないときにプラトップを着けるので、肌を滑らず困ることがある。ショーツは鼠蹊部あたりに汗をかきやすくジメジメすることが不快」
  • 「熱や汗に反応してじんましんが出たり赤くなったりするので、なるべく刺激の少ない素材でできているものがいいのですが、デザインがかわいくないものが多いです」
  • 「Tシャツの脇の汗じみ。グレーは絶対ダメだけど、いったい何色なら目立たないのか…」

アンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!

イメージイラスト/stock.adobe.com
デザイン/日比野まり子