2022.11.10

【特集】おとなの温活どうする?#01
おしえて、ワコール

「ほてる」けど「寒い」。何かと忙しい冬のからだ、どう調整する?

OTONA BODY BOOK 編集部

上半身は夏、手足は冬。
原因は更年期の不調です

おとな世代特有の「不意の発汗」は、季節を問わず多くの人にとって悩みのたね。その一方で、手足や腰などに寒さを感じる人も増える冬。汗をかいたニットの中は蒸れ蒸れ、でも手足は寒い、なんて経験をした人も多いのではないでしょうか。

50代女性の更年期による不調・不満

更年期症状として感じている人が多い「発汗/ホットフラッシュ」、つまり「ほてり」はホルモン変化による変調のひとつ。汗の量やタイミングは、自分ではコントロールしづらいものです。寒いからといって、全身保温性の高い素材の下着を着た日や、厚手のニットで外出した日、不意の発汗が起こると…。かいた汗の処理がうまくできず、1日不快なまま過ごすことになりかねません。

厚着しなくても、
下着の力を借りて快適さをキープ

そこで、冬の下着をもう一度見直してみましょう。吸汗性や通気性だけでなく、肌の乾燥が進みデリケートになりやすいおとな世代には、肌ざわりの良さもこだわりたいポイントです。

  冬の下着選びのポイント。1、吸汗性。汗をよく吸う。2、通気性。通気性があり蒸れにくく熱気を逃がすことができる素材、襟ぐりが広く開いたデザインのものなど。3、なめらかな肌ざわり。生地の毛羽を少なくする加工で、表面がなめらかな素材。

「パーツ温活」できるアイテムを
常備しておきたい

一方で、「寒さ」対策はどうでしょう。「不意の発汗」がいつ起こるかわからないということを考えると、「必要なときに」「効率よく」「部分的に」あたためられるアイテムが役立ちそうです。提案したいのは、全身の防寒対策はアウターで行い、寒さを感じる部分にひとつプラスする「パーツ温活(※)」。この冬の習慣として、取り入れてみてはいかがでしょう。
※パーツ温活とは、寒さの気になる部位を衣服などであたためること。

  はらまき。昼間でも就寝中でも、あると安心なのが、おなかをあたためる「はらまき」。薄手のものであれば、服のシルエットにひびきにくく、持ち運びにもかさばりません。

参考商品:ウイング はらまき
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オーバーパンツ。ショーツの上に重ねてはいて、腰回りの寒さ対策に。さらに、伸びがよく、裾がフラット仕上げのものであれば、ボトムの中でもたつきにくくすっきりと
はけます。

参考商品:ウイング 3分丈ボトム
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ひざかけ・かたかけ。仕事時間もくつろぎ時間も、冷たいと感じた部分にかけてあたためることができます。ここちよい肌ざわりも選ぶときの大事な基準です。

参考商品:らくラクパートナー ひざかけ
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マルチウォーマー。丈の長いものなら、気になるパーツに合わせて調節できます。脚や腕はもちろん、二重に折ってひざウォーマーとしても。

参考商品:らくラクパートナー マルチウォーマー
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パーツだけの温活アイテムなら、バッグに入れて持ち歩いたり、オフィスに置いておいて必要なときに取り出して使うのもあり。この冬は自分の体調に合わせて、自分なりの方法とタイミングで、あたためて。マイペースな「おとなの温活」で、冬を快適に乗り切りましょう!

- Answer -

1日の中で暑さ・寒さを感じてしまう時期。
下着選びとパーツ温活(※)で、快適に。

※パーツ温活とは、寒さの気になる部位を衣服などであたためること。

デザイン/日比野まり子
イメージ写真/shutterstock.com