2025.08.06

おとなの「ながら」プチトレ#25

テレビを見ながら|上半身を大きくストレッチ

監修:中野ジェームズ修一さん

多忙な毎日を過ごすおとな世代。キッチンやリビングで「何かしながら」やるのにちょうどいいストレッチをご紹介。

タオルを使えば、
筋肉の伸びも大幅アップ!

1

正座で座り、両手が広がるようにタオルを持ち、手を上げる。

2

正座をくずして右側にお尻を下ろす。

3

タオルをピンと張ったまま両腕を左側に倒す。反対側も同様に行う。

ポイント

このストレッチは、背中の筋肉の大部分を占める広背筋や脇腹にある腹斜筋群を伸ばすもの。

タオルを使うのと使わないのでは伸び方が全然違うくらい、タオルが支点となり伸びる範囲をぐんと広げてくれます。

筋肉が硬いと、血糖値が上昇したり、高血圧になりやすいといわれているので、筋肉のなかでも大きな筋肉にアプローチし、その柔軟性を高めることは、健康面でもプラスです。

脇腹と背中がぐーっとここちよく伸びるのを感じてくださいね。 膝が痛くて正座ができない方はいすに座って行いましょう。

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やわらかな風合いの天竺素材。変化をつけたパネルボーダーでシックな表情に。長めの後ろ身頃で、背中が出にくい設計です。

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  • 中野ジェームズ修一 フィジカルトレーナー
    (株)スポーツモチベーション最高技術責任者、アメリカスポーツ医学会認定運動生理学士
    フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、多くのトップアスリートをはじめ一般の中高年者まで幅広く指導している。東京・神楽坂にある会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」の最高技術責任者を務める。『すごい股関節』(日経BP)『スキマストレッチ』(ダイヤモンド社)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。
構成/大庭典子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子