椅子ヨガ/肩甲骨を引き寄せるポーズ

肩甲骨をぐいっと寄せて、顔色も明るく、代謝もアップ。

椅子に浅く腰掛け、骨盤を立てて座る。ひじを曲げずに両手でタオルを持ち、胸の前に広げる。このとき、タオルは肩幅よりもやや広めに持ってください。

1 椅子に浅く腰掛け、骨盤を立てて座る。ひじを曲げずに両手でタオルを持ち、胸の前に広げる。このとき、タオルは肩幅よりもやや広めに持ってください。

息を吸いながら、ゆっくりとタオルを頭の上まであげる。

2 息を吸いながら、ゆっくりとタオルを頭の上まで上げる。

息を吐きながら、タオルが首の後ろにくるようにタオルを引き下げる。2、3を3回繰り返す。

3 息を吐きながら、タオルが首の後ろにくるようにタオルを引き下げる。2、3を3回繰り返す。

頭が前に倒れてしまうと、肩甲骨の動きが制限されて大きく動かせません。頭を上げて、胸を張って行ってください。

NG!
頭が前に倒れてしまうと、肩甲骨の動きが制限されて大きく動かせません。頭を上げて、胸を張って行ってください。

●ココがポイント!
肩甲骨まわりには、脂肪燃焼を促進して代謝をアップさせる褐色脂肪細胞が密集しています。このポーズで肩甲骨周辺を大きく動かしましょう。痛いと感じたり、肩が上がりにくいときは、タオルなしで行ってみてください。上半身の巡りがよくなることで、顔色も健康的に明るくなる効果も期待できます。

  • 山田いずみ(やまだいずみ) インド中央政府公認ヨーガインストラクター、チョプラセンター認定瞑想ファシリテーター、マクロビオティックスクール・リマ師範科修了自然療法研究家 運動指導員として介護予防に携わってきた経験から 「人間も、木々や草花のように自然界の一部として生きることが、ほんとうの健やかさにつながるのでは。」という想いに至り、 食養生・野草料理・お手当・ヨガ・瞑想などを、八ヶ岳の美しい自然の中で暮らしながら日々実践。その経験を講座、ワークショップ、リトリートなどでこれからの介護予防として人々に伝えている。
指導/山田いずみ
撮影/丸山涼子
取材・文/大庭典子
デザイン/WATARIGRAPHIC