• Fashion
  • 2024.07.03

夏の肌見せファッション、ブラジャーはどうする? トップス別に解説

夏のブラジャー問題、暑さ・汗を対策しおしゃれも叶えるブラ選び
アンケートから見えたお悩みと対応法

「暑いから」という理由だけでなく、この夏はトレンド的にも「肌見せ」を楽しむトップスが百花繚乱! そこで悩むのがブラジャー選び。前回の記事で取り上げた、読者のみなさんの夏のブラジャー問題を対策しつつ、おしゃれに見せるテクニックをご紹介します。
「見せる」「チラッとのぞかせる」「透けて見せる」「上手に隠す」…トップスに合わせたブラジャーの選び方をマスターしましょう!

#01
シアーなトップスには直線的なキャミで辛口仕上げ

シアーなトップスには直線的なキャミで辛口仕上げ

春からトップスのメインストリームに躍り出た「シアー」=「透ける」素材のニット。夏になって、さらに薄手に、さらにバリエーション豊富になって、選ぶのも楽しい!

カラフルなシアーニットもいいけれど、「上品に」コーディネイトをまとめたいなら、ブラックでさらりとした素材を。同じブラックのブラキャミは、いろんなものがあるけれど、ニットの上品さに合うのは、フロント部分が直線的なもの。細いストラップのついたスクエアなデザインなら、下着っぽさもありません。ちょっと冒険するなら、へそ上のショート丈を選び、うっすらへそ見せするのもおしゃれ!

ちなみに、編み目の細かい「ハイゲージ」ほど大人っぽく上品に、荒くざっくり編まれた「ローゲージ」ほどカジュアルな印象になるので、着るシーンに応じて使い分けて。

#02
オフショルダーにはストラップレスブラでヘルシー肌見せ

オフショルダーにはストラップレスブラでヘルシー肌見せ

健康的に、おしゃれに、肌見せできるアイテムといえば、オフショルダーのブラウスやニット。この夏は特に、袖や襟元にボリュームあるタイプが多く、リゾート気分を盛り上げてくれそう!

オフショルダーのトップスには、ストラップが外せるもの、チューブトップやバンドゥ(フランス語で「ヘッドバンド」の意味)の中から、胸にフィットして安心感のあるつけごこちのものを選びましょう。ひとつあると、リゾート地でのストラップレスワンピースなどの下にも使えます。

#03
着やせして見える脇高ブラジャーで、薄手の服も堂々と

着やせして見える脇高ブラジャーで、薄手の服も堂々と

薄くてテロンとしたブラウスやワンピースは、蒸し暑い日にこそ着たいアイテム。でも、やわらかい素材ほどボディの段差を拾ってしまうのが、悩みどころ。脇や背中のはみ肉を目立たなく抑えて、ボディをすっきり見せてくれるのが、脇高設計のブラジャーです。

バック下辺の位置を下げた設計のものなら、脇から背中の気になる段差をなめらかに補整。さらに谷間を美しくメイキングすれば、メリハリあるボディラインも夢じゃない! 脇のラインが目立ちやすいノースリーブワンピースはもちろん、ぴったりめのTシャツをすっきり着こなすときなどにも活用できます。ブラジャーの力を借りてスリムな印象をつくって、夏の薄着も堂々と!

#04
背中開きトップスを邪魔しない「背中開き」ブラを活用

背中開きトップスを邪魔しない「背中開き」ブラを活用

Tシャツをたくさん持っている人なら、この夏は背中開きにトライ。小さくVの字に開いたものから、大きく背中の真ん中あたりまで開いたものまで、さまざまあるけれど、ほどよくセクシーで、ヘルシーさを損なわないのは、「肩甲骨チラ見え」です。

このときのブラジャーは、背中が大きく開いた「背中開きブラ」を。ストラップは脇寄り(外側)についていて、後ろ部分はホックなしで細くデザインされているのが特徴です。それでもフロント部分はしっかりホールドされているので、安心して日常の活動を楽しめます。

いつも隠していた背中を出すようになると、自然と背筋も伸びてくる!? ヘルシーな肌見せで楽しいサマーライフを!

#05
TシャツにはTシャツ用のブラ。シームレスカップですっきりと

TシャツにはTシャツ用のブラ。シームレスカップですっきりと

夏に欠かせないTシャツですが、コットンだけでなくレーヨンやポリエステル、シルクなど、やわらかく肌ざわりのよい素材も多く出ています。せっかくやわらかさにこだわったなら、Tシャツに響かないブラジャーのデザインにもこだわって。

つるんとした表面の「シームレスモールドカップ」なら、Tシャツのすべりもよく、アウターに響くこともありません。薄手のTシャツなどでブラジャーの「透け」が気になるなら、自分の肌の色に近いものをつけましょう。

シンプルなTシャツだからこそ、それを邪魔しないブラジャーは慎重に選びたいもの。この夏は、自分だけの「Tシャツブラ」を見つけて、ヘビーローテーション!

イラスト/いわたまい
構成/ワコールボディブック編集部
デザイン/WATARIGRAPHIC