椅子ヨガ/からだを深くねじるポーズ

お通じやお肌の調子にも影響する、腸まわりに効くストレッチ。

椅子に浅く腰かけ、背筋を伸ばし、左足を上にして足を組む。右手は胸の前で構えて、息を吸う。

1 椅子に浅く腰かけ、背筋を伸ばし、左足を上にして足を組む。右手は胸の前で構えて、息を吸う。

背筋を伸ばしたまま、上体を少し前に倒して、息を吐きながら左にねじる。

2 背筋を伸ばしたまま、上体を少し前に倒して、息を吐きながら左にねじる。

そのままの状態で合掌し、さらに顔を後ろへ向ける。深呼吸しながら20秒キープ。

3 そのままの状態で合掌し、さらに顔を後ろへ向ける。深呼吸しながら20秒キープ。

3のプロセスの際、頭だけ後ろを向いてしまうのはNG。体幹が鍛えられません。ウエストからからだをねじるように意識しましょう。

NG!
3のプロセスの際、頭だけ後ろを向いてしまうのはNG。体幹が鍛えられません。ウエストからからだをねじるように意識しましょう。

●ココがポイント!
腸まわりには、たくさんのリンパが集まっていますが、日常動作で腸に刺激を与えたり、おなかを動かすことはなかなかありません。腸まわりが硬いと、リンパの流れが滞り、むくみやすくなってしまいます。意識的にねじって、リンパの流れをよくしてお通じを改善しましょう。ポーズ中に、おなかからギュルギュルギュル…と聞こえてきたらうまくできている証。腸がしっかり動いていますよ。

  • 山田いずみ(やまだいずみ) インド中央政府公認ヨーガインストラクター、チョプラセンター認定瞑想ファシリテーター、マクロビオティックスクール・リマ師範科修了自然療法研究家 運動指導員として介護予防に携わってきた経験から 「人間も、木々や草花のように自然界の一部として生きることが、ほんとうの健やかさにつながるのでは。」という想いに至り、 食養生・野草料理・お手当・ヨガ・瞑想などを、八ヶ岳の美しい自然の中で暮らしながら日々実践。その経験を講座、ワークショップ、リトリートなどでこれからの介護予防として人々に伝えている。
指導/山田いずみ
撮影/丸山涼子
取材・文/大庭典子
デザイン/WATARIGRAPHIC