多忙な毎日を過ごすおとな世代。キッチンやリビングで「何かしながら」やるのにちょうどいいストレッチをご紹介。
こわばったからだを伸ばして、
深い睡眠へ。
1
仰向けになり、両手を頭の上に伸ばす。
2
左脚を右脚のほうに倒して、重力に任せて骨盤横と腰まわりを伸ばす。反対側も同様に行う。

ポイント
眠るとき、仰向けになるとからだが痛くなるからすぐに横向きになってしまう。そんな人は、内ももが硬くなっていることのほかに、お尻の横にある「中臀筋」、脇腹にある「腹斜筋」、背中の下部にある「広背筋」が硬くなっている可能性があります。
このあたりの腰まわりにある筋肉が硬いと、寝返り中に痛くて起きてしまうなど睡眠の質にも悪い影響を与えてしまいます。
眠る前にしっかりと筋肉を伸ばしてからだの緊張をやわらげ、眠りやすいからだをつくりましょう。
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中野ジェームズ修一
フィジカルトレーナー
(株)スポーツモチベーション最高技術責任者、アメリカスポーツ医学会認定運動生理学士
フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、多くのトップアスリートをはじめ一般の中高年者まで幅広く指導している。東京・神楽坂にある会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」の最高技術責任者を務める。『すごい股関節』(日経BP)『スキマストレッチ』(ダイヤモンド社)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。
構成/大庭典子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子
おとなの「ながら」プチトレ~安眠
- #02|ベッドで|腰まわりのストレッチで腰のハリ改善
- #03|ベッドで|腰まわりの緊張をほぐす
- #26|ベッドで|内ももの柔軟性を高めるストレッチ
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