2025.07.23

おとなの「ながら」プチトレ#24

キッチンで|背中の筋肉を動かして、巡りのいいからだに

監修:中野ジェームズ修一さん

多忙な毎日を過ごすおとな世代。キッチンやリビングで「何かしながら」やるのにちょうどいいストレッチをご紹介。

煮物の待ち時間に
さくっとキッチンでストレッチ

1

シンクやカウンターの前に立ち、脚を肩幅よりも大きく開く。上体を前に倒して両手をシンクやカウンターにつける。

2

両腕の間に頭を入れ、背骨を反らしながら胸と背中を伸ばす。

ポイント

年齢とともに筋肉量が減ったと感じる人は、少ない筋肉量でからだを支えなくてはならないので、ただ立っているだけでも疲れてしまいます。さらに、筋肉は減ったのに脂肪が増えた場合には、支える力が弱まっているのに負荷は増えるので背中側の腰に痛みが出ることがあります。

ゆっくり呼吸をしながらストレッチしていきましょう。

この部位は大きな筋肉なので、伸ばすとここちよさを感じられるはず。リラックスすると血行にもいい影響があるので、キッチンでふと手を止めたときなどすきま時間に行ってください。

ワコール/らくラクパートナー
腕が動かしやすいトレーナー

ワコール らくラクパートナー 腕が動かしやすいトレーナー(長袖)

前にかがんだり腕を上げたりしてももたつきにくく、腕が動かしやすい設計になっています。

ワコール/らくラクパートナー 腕が動かしやすいトレーナー(長袖)

  • 中野ジェームズ修一 フィジカルトレーナー
    (株)スポーツモチベーション最高技術責任者、アメリカスポーツ医学会認定運動生理学士
    フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、多くのトップアスリートをはじめ一般の中高年者まで幅広く指導している。東京・神楽坂にある会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」の最高技術責任者を務める。『すごい股関節』(日経BP)『スキマストレッチ』(ダイヤモンド社)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。
構成/大庭典子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子