フリーアナウンサー馬場典子さん＜前編＞いつでも、どこでも、軽やかに。それがおとなのウォーキング

「がんばる」よりも「楽しく」歩く。大切なのは“ここちよさ”だから。歩くことを日常にさらりと取り入れるフリーアナウンサー・馬場典子さんのウォーキングスタイルに密着！

日々の暮らしでムリなく歩く、それが私流

ウォーキングのためにわざわざ時間を割くよりも、日常のなかに歩くことを取り入れる。ひと駅分歩く、バスに乗らずに歩く。そんなアプローチが続くコツ。歩いていると、自然と笑顔に

歩幅は「自分の足ふたつ分」を目安に

意識したいのが歩幅。自分の足を縦にふたつに並べ、それをまたぐように。実際に測ってみると意外に大股で、歩き続けることで負荷がかかる。

かかとから着地すれば、骨も元気に！

「着地はかかとから」が鉄則。かかとに「トン」という刺激を与えることで、骨粗鬆症予防に効果的なのだとか。

ウォーキングを日常に取り入れるようになったのは、やはりコロナ禍がきっかけです。ステイホーム期間中はおうち時間を充実させることに喜びを感じていたけれど、少しずつ体力の低下を実感するようになって。免疫力を上げることが大切とされる今、太陽の光を浴びて、爽やかな風を感じながら歩くことが、心とからだを健やかにしてくれるんだなと実感しています。ちなみに私は“しっかり準備して歩く派”ではなく、“いつでもどこでも歩く派”。仕事場の行き帰り、近所へのお買い物などなど、思いついたらサクサクと歩くようにしています。『何キロ、何分歩かなきゃ』と考えるより、ムリなく自分のペースで、少しでも歩けた自分を大いに褒める（笑）。おとなになった今だからこそ、『できたことに目を向ける』ことを大切にしたいんです。