忙しくても自分らしく。無理なく「ハッピー」なマインドセットのすすめ

人気動画クリエイターでありインフルエンサーのほのぴすさん（写真左）と、うじたまさん（写真右）のトークイベントレポート第3回。参加者とともに楽しむゲームをはさみ、終盤ではお仕事の裏側についても語ってくださいました。

さらに、SCANBEのコンセプトでもある「ありたい自分」に近づくためのあれこれを、さらに深掘り。「ありたい姿」に向かうふたりのポジティブなオーラに包まれた会場の様子をご紹介します。

好きなことなら忙しくても苦にならない！

――動画クリエイターのおふたり、お仕事でのハプニングにはどんなものがありましたか？

ほのぴす：プライベートと仕事に、境界線がないような生活ですね。私の場合、スマホがないと仕事ができない職業なのですが、過去に一度スマホが起動しなくなったことがありました。私生活での不便もそうですが、それ以上に「お仕事の納期に間に合わない！」と焦って、泣きそうになりながらストアの店員さんに相談しました。

動画の納品や、投稿など、その日中にやる仕事ができないと、信頼を失います。結局6000円ほど払って修理してもらったので5時間ほど経ったら、無事直りました。その5時間の間、不安と焦りでいっぱいだったので、もうあんな思いはしたくない（笑）。自分の時間とスマホが、いかに仕事と密接につながっているか実感したハプニングでした。

うじたま：それはめちゃくちゃ焦りますね（笑）。私の場合、やりたい企画が急に思いつくタイプなので、そのせいで忙しくなっちゃうことはよくあります。例えば、今年は年が明けてすぐに「干支の歌」を作って投稿しました。ショートMVもつくったんです。これ、大晦日に思いついて、元旦に撮って、3日で編集して出した動画でして。今振り返ると慌ただしい年明けでした。自分のせいなんですけど（笑）、でも、好きなことなので全く苦に感じませんでした。

ほのぴす：うじたまちゃんの発想力と集中力は本当にすごいんです。私は1日で撮影も編集も済ませるのですが、うじたまちゃんはひとつの動画の編集に数日かけますよね！

うじたま：私は長くじっくりやるタイプ。楽しいので、あっという間です！

――忙しくて疲れたときのリフレッシュ方法は、どんなものがありますか？

ほのぴす：SNSのお仕事には、休みという休みがないんですよね。プライベートはお仕事の一部なので、どうしてもオンオフが切り替えにくいんです。だからこそ、強制的に自然を吸収しようとしています（笑）。この間は、グランピングに行って、自然に囲まれてきました。木を割るのが、楽しかったです！

うじたま：私にとって、クリエイティブなお仕事がリフレッシュ。だから、オンオフはそこまで気にしていません。自分自身のクリエイティブと向き合うのが、1日の中でいちばん好きな時間。だから何度もつくった動画を見返しています。「面白い」と感じることで、自然に五感が鍛えられます。そうすることで、もっと素敵な動画をつくってみなさんをハッピーにできるので！

ーーお仕事を楽しんでいるおふたりですが、そんなお互いの尊敬できるところは？

ほのぴす：うじたまちゃんは、人類の中でいちばん性格がよいんじゃないかと思うくらい！ 裏表がないし、心が透き通っている。一緒にいると、つい自分を反省しちゃうくらい。私は元々引っ込み思案なのですが、初めてうじたまちゃんと会ったあと、自分から連絡しちゃいました。

うじたま：そんなに褒めてもらえるなんて、ハッピー！ ほのぴすちゃんは、私生活と仕事どちらにおいてもホスピタリティがすごい。誰に対しても「してあげたい」のマインドがあふれていて、見習ってます。プライベートでは、一緒にお散歩に行ったりもして。中国にも旅行に行ったね。それくらい、安心できる友人です。

「ありたい自分」でいられる人に囲まれていたい

――最後に「ありたい自分」でいるために、実践していることを教えてください。

ほのぴす：私は仕事上、いろんな人に意見をもらう立場にいます。だけど、「私は私だから」と揺るがないよう、いつも自分に言い聞かせています。小さな成功体験が積み重なることで、自分はアップデートされていくもの。誰かの意見でアップデートされるものでもない。だから、「自分らしさを見極めよう」というよりも、いつか「最終的に“ありたい自分”が見つかればいい」と思っています。死ぬときに、「ありたい自分」が完成していたらいいのではないでしょうか。

うじたま：私は人前に出る仕事をしていますが、本当は結構自分に自信がないタイプです。幼少期も、強く自分の意見を言えず、たくさん苦労もしました。歌を始めたことで、自分らしさが少しずつわかるようになってきたんです。そういう意味では、環境はとても大事。まわりになじめないと、「自分らしさって何だろう」と迷うんですけど、好きな自分でいられる相手、って誰でもいると思うんです。だから、皆さんには「ありたい自分でいられる人」と過ごしてほしいです。私は、「ありたい自分」でいられる人に囲まれて、過ごすようにしています。

――「自分らしい」ファッション、趣味、仕事、友人、環境…。ほのぴすさんと、うじたまさんの、「ありたい自分」を見つける「ヒント」がたくさんつまったトークイベント。最後に、参加者一人ひとりと握手・記念撮影をして、楽しい時間を締めくくりました。
（終わり）