椅子ヨガ/脇腹伸ばしのポーズ

上半身の緊張をほぐして、深い呼吸のできるからだをつくりましょう。

骨盤を起こして椅子に浅く腰掛け、足を大きく開く。

1 骨盤を起こして椅子に浅く腰掛け、足を大きく開く。

右手の手のひらを下にしてももの上に置き、左手は手のひらを内側にしてまっすぐ上げ、息を吸う。

2 右手の手のひらを下にしてももの上に置き、左手は手のひらを内側にして真っ直ぐ上げ、息を吸う。

息を吐きながらゆっくりとからだを右側に傾け、脇腹から脇の下を気持ちいいところまで伸ばして深呼吸しながら10秒キープ。

3 息を吐きながらゆっくりとからだを右側に傾け、脇腹から脇の下を気持ちいいところまで伸ばして深呼吸しながら10秒キープ。

顔を左上に上げて10秒キープ。手を反対にして、繰り返す。

4 顔を左上に上げて10秒キープ。手を反対にして、繰り返す。

●ココがポイント!
呼吸で使われる肋骨まわりの筋肉は、普段の動作であまり使うことがないため、硬くなってしまいがち。すると、呼吸がだんだん浅くなってしまいます。呼吸が浅いと、代謝も落ち、からだは常に緊張状態に。定期的に、肋骨まわりを伸ばして、上半身の緊張を取りましょう。左右どちらか一方に、やりにくかったり、硬さを感じる場合は、苦手な側を長めに行なうなど念入りにしてください。

  • 山田いずみ(やまだいずみ) インド中央政府公認ヨーガインストラクター、チョプラセンター認定瞑想ファシリテーター、マクロビオティックスクール・リマ師範科修了自然療法研究家 運動指導員として介護予防に携わってきた経験から 「人間も、木々や草花のように自然界の一部として生きることが、ほんとうの健やかさにつながるのでは。」という想いに至り、 食養生・野草料理・お手当・ヨガ・瞑想などを、八ヶ岳の美しい自然の中で暮らしながら日々実践。その経験を講座、ワークショップ、リトリートなどでこれからの介護予防として人々に伝えている。
指導/山田いずみ
撮影/丸山涼子
取材・文/大庭典子
デザイン/WATARIGRAPHIC