加治ひとみさん、ヒップの変化はおふろあがりの全身鏡でチェック

しなやか「かぢボディ」の秘密/後編

語り/加治ひとみ(アーティスト、モデル)
加治ひとみさん

ボディ、メンタル両面からの腸活で、マイペースな生き方を見つけられたという加治ひとみさん。<後編>では、自身の最大のチャームポイントでもある「美ヒップ」について聞きました。


自撮りの写真も自分を振り返る材料

前編で、お風呂上がりの習慣をご紹介しましたが、そのときにもうひとつやっているのが、全身鏡で裸の後ろ姿を見ること。毎日続けていると、おしりの変化に気づくようになるんです。生理日近くになれば、お尻と太ももの境目のラインがちょっとユルくなってきたとわかるし、トレーニングを続ければ上がってくるのもわかります。

上がった状態を保てるように、ふだんから親指の付け根側に重心を置いて蹴り出し、かかとから着地する習慣を。自然と外出のときはスニーカーばかりになりました。立っている時も、両脚の内側に力を入れておしりを締め上げる感覚をもつと、骨盤が開き気味になっておしりが大きく見えるのを防げます。

モデルとして現場で撮影してもらった写真は、しっかり見てボディをチェックしますし、鏡に写しながら自撮りしたりもします。写真を見て、むくんでいたのは何が悪かったのかな、痩せすぎたからちょっと戻さなきゃ、と振り返る材料になるんです」

加治ひとみさん

ブラジャーもガードルも「サイズ感がいちばん大事」

「ふだんの下着はTバックをはくことが多く、以前はガードルを自分から選んではくことはありませんでした。締めつけられるイメージが強かったんです。ところが、お仕事でガードル『SUHADA 肌リフト』をはいたとき、そのイメージが一変。ガードルが肌の一部になったようなソフトなはきごこちで、ピタっとヒップにフィット。その上、立体的なヒップになって、自分もスタッフもその違いにびっくりしたくらいです」

――今では、ファッションに合わせて下着を選ぶという加治さん。買うときは、ブラジャーもショーツも「サイズ感がいちばん大事」というだけあって、売り場を訪れるたび、サイズを計測しているそう。

「かつては、デザインと見た目だけで飛びついて買ってしまうこともありました。でも、つけているうちにズレてしまったり、ここちよくなかったり。それに気づいてからは、店頭で計測してもらって買うようにしています。最近は、3Dボディスキャナーで手軽に採寸できるお店も増えたみたいなので気軽に測定できるようなりましたね!

私が目指しているのは、大人だからこその“やわらかく艶やかなボディ”。それには、“自分の肌とサイズに合う下着をつけること”は不可欠だと思います。そしてサイズの合った下着は、ここちよさにもつながります。こうして自分のからだを知りながら、必要な変化は取り入れていく。前向きでポジティブなマインドは、きっとボディにも現われるはずだから」

取材・文/ワコールボディブック編集部
撮影/丸山涼子
スタイリスト/鳥山悦代
ヘア&メイク/川村友子
  • 加治ひとみ(かじ・ひとみ) 1987年生まれ。26歳のときにTGA(東京ガールズオーディション)2014に応募、アーティスト部門グランプリを受賞。28歳にしてアーティストとしては遅咲きのデビューを果たす。持ち前のヘルシーな雰囲気と、長年の食生活とフィットネスによるしなやかボディ「かぢボディ」は女性の憧れとして話題に。
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