バレエ講師・龍岡玲子さんの美的生活<後編>

特集/なんとかしたい!肩こり

語り/龍岡玲子(クラシックバレエ教師)

心とからだを美しく磨くバレリーナストレッチをレクチャーする龍岡玲子さん。後編では、肩こり改善のための㊙メソッドから、自身が心がける日々のメンテナンスなどを公開します。

Secret6
目線の位置を変えるだけで姿勢がよくなります

お仕事中や移動中、お掃除も、日常では目線が下がることばかりですよね。目線が下がると、頭の重みで首の後ろから顔が前に落ちがち。目線を上げるだけで、気になる首・顔のシワもできにくくなり、肩こりも解消、姿勢や体型にも変化が生まれます。顔まわり・首まわりの美しさのためにも、ぜひ女性は日頃から目線の位置を高くしていく意識をもちましょう。

Secret7
目の筋肉もトレーニングできます

肩こりは、目の神経の疲れとも密接に関わっています。歩きスマホは想像以上に目を疲れさせているので要注意です。母の視力が一気に上がったという簡単な目の体操をお教えします。まず、目を閉じて、眼球を支える筋肉を使うように、目を右回り→左回りさせます。その次に眼球を奥にひっこめる→ゆるめるを繰り返す。この体操の後は、目が潤って軽くなるのを感じるはずです。

Secret8
フットマッサージでからだの土台からメンテナンスを

肩こりは血流が悪くなっていることも原因にあります。巡りのいいからだにするために、私が必ずやっているのが、フットマッサージ。足はすべての土台になり、健康を司る場所。足首の柔軟性はアンチエイジングにもつながっています。<足首を回す→足指を動かす→足裏マッサージ>を習慣に。土踏まずのツボは、横隔膜の反射区でもあります。呼吸がスムーズに行えれば、からだの循環もさらに改善していきます。フットケアのときは、好きな香りのオイルを使い、植物のパワーを取り入れながらていねいに行いましょう。レッスンでもローズやイランイラン、ゼラニウムの香りを愛用しています。 フットマッサージで体の土台からメンテナンスを やらなきゃと気負わず、毎日1分でもご自身に触れる時間が癒しになります。

Secret9
目に入るものは美しいもので囲みましょう

たとえば部屋が片付いていなかったり、洗濯ものがたまっていたり。そんな小さなストレスが、からだをこわばらせている原因かもしれません。バレエストレッチでは、美しいものに囲まれることを大切にしています。可憐に咲く花やパステルカラーの絵、光に透けるチュチュなど美しいものを見て、瞬間的に「私もきれいになれそう!」と脳に感じさせましょう。好きな色を積極的に取り入れることもおすすめです。私はモーブピンクや白、ベージュなどの優しい色を、インテリアでも洋服でも取り入れています。 目に入るものを美しいもので囲みましょう 無条件に心がときめくものに囲まれれば、心もからだも健やかになります。

Secret10
野菜をとる&お風呂に入るのがMy習慣です

食事は基本的に、からだが欲するものに耳を傾けるようにしています。朝食はバナナとココナッツウォーターでスタート。スムージーをつくることもあります。野菜がとにかく好きなので、たっぷりと。ほかに、酵素の多い大根おろしや、きなこ&黒ゴマなど昔からいいといわれているものも積極的に摂取するように心がけています。肩こり解消のためには、お風呂の時間も大切にしたいもの。私も忙しいときほどお風呂に入るようにしているのですが、首の力が抜けるのは、湯船につかっている間だけともいわれています。肩や首まわりを脱力させながら、紅茶片手にお風呂につかってリラックス。いつもがんばってくれているからだに"ありがとう"と声をかける贅沢時間です。

龍岡玲子(たつおかれいこ) クラシックバレエ教師
アメリカにて3歳よりクラシックバレエを始める。解剖学やN.Y.の最新のバレエをもとに、バレエをベースとした美容法としてのボディメイク術「バレリーナストレッチ」を考案。母親の主催する「スワン容子バレエ教室」での講師ほか、南青山にスタジオをオープン。美容ブランドとのコラボレーションなど、"バレエの伝道師"として幅広く活躍。明るい人柄にファンも多く、「アヴェダ」「ニールズヤード」でのワークショップは毎回予約待ちが出るほど。著書の『DVD付 姿勢を正してキレイになる 美やせストレッチ』(高橋書店)では、マット1枚の上で女性らしいボディが身につくバレエをレクチャー。
http://reikotatsuoka.com/

取材・文/川口夏希
撮影/長谷川梓