忙しいおとな世代には、すきま時間や何か「しながら」のプチトレーニングを。簡単にできる習慣をご紹介!
姿勢を保つのに大切な
「腸腰筋」を鍛えよう
1
右脚だけを椅子の座面に乗せ、右手は座面に添える。左脚はひざを曲げて床へ下ろす。

2
左のお尻を突き出すようにして、からだを右にひねる。左脚の付け根あたりが伸びるのを感じながら30秒キープ。2セット繰り返し、反対側も同様に行う。

ポイント
腰から太もものつけ根にある「腸腰筋(ちょうようきん)」は、上半身と下半身をつなぐ筋肉です。太ももを持ち上げ歩くときにも使われる筋肉で、よい姿勢を安定させるうえでもとても重要です。
腸腰筋は長時間のデスクワークなどじっとしている時間が長いと硬くなります。その状態が続くと重心が傾き、転びやすくなったり、姿勢が崩れる原因に。美しい姿勢を保てるようしっかりと伸ばしましょう。
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中野ジェームズ修一
フィジカルトレーナー
(株)スポーツモチベーション最高技術責任者、アメリカスポーツ医学会認定運動生理学士
フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。 早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、多くのトップアスリートをはじめ一般の中高年者まで幅広く指導している。『寝たきりにならない体の使い方』(Gakken)、『スキマ★ストレッチ』(ダイヤモンド社)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。
構成/大庭典子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子
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