ブラジャーの「肩まわり」は
おとな世代共通のお悩み
ブラジャー着用に関するお悩みはいろいろあれど、40代女性の回答では「肩ひもがずれる」がトップ(下のアンケート結果参照)にランクイン。それ以外でも、「肩」周辺の不満が上位にあがるという結果でした。

肩ひもがずれてきたり、ノースリーブや半袖の袖口からいつの間にかチラ見えしていたり。せっかくのオシャレが台無しだし、ずれ落ちを直しても同じことの繰り返しだし…。そこでよくする対策は、「肩ひもを短く調整する」ではないでしょうか。それも間違いではないけれど、すると今度は肩へのしめつけを強く感じてしまうことも。このずれ落ち問題の無限ループ、抜け出す方法を順を追って考えていきましょう。
「ストラップの長さ」だけが
原因ではないかも?
ストラップがずれ落ちる現象には、いくつかの原因が考えられます。悩んでいる人は、以下のポイントをチェックしてみましょう。

Check point❶ アンダーバストサイズが大きくない?
しめつけ感を敬遠して、少し大きいサイズのブラジャーを選んでいませんか? アンダーバストサイズが大きいと、ストラップの位置が肩寄り(外側)になって落ちやすくなります。アンダーのしめつけが気になるなら、サイズを上げるのではなく、アンダー部分が伸びのよい素材のものを選びましょう。
Check point❷ カップサイズが小さくない?
アンダーバストが合っていても、カップにバストが入りきらないと、カップが脇に引っ張られ、ストラップの位置が肩寄り(外側)になります。カップサイズをひとつ上げることで、ボリュームがきちんとおさまり、ずれが解消するかもしれません。
Check point❸ ワイヤーがバージスライン(バストの付け根)にフィットしている?
自身のバストの付け根が描くカーブよりもワイヤーが広すぎると、ストラップの位置が肩寄り(外側)になります。バージスラインにワイヤーがフィットしているか、確認してみましょう。
Check point❹ ストラップの調節がゆるすぎない?
肩へのしめつけを敬遠して、ストラップをゆるめにしていませんか? ストラップと肩との間は、指1本分のゆとりが目安です。ゆるすぎず、ここちいい位置にくるよう調節してみましょう。

肩への圧が気になるなら
幅広ストラップがおすすめ
ブラジャー着用時、ストラップを調整してもなお肩への負担を感じてしまうという人もいるでしょう。そんなときは、ストラップの素材は伸縮性があり、かつ幅広でくい込みにくいデザインのものを選んでみましょう。
ずれ落ちの原因は、残念ながらひとつとは限りません。しっくりこないときは、専門のカウンセラーに診てもらいアドバイスを受けることもできます(ブラ無料診断)。
上手に活用して、「ずれない」「快適な」生活を送りたいものですね。
- Answer -
ブラジャーの肩部分に不具合を感じたら、ストラップだけでなく、ブラジャーをトータルに見直しましょう。