- ビューティ&ヘルス
- 2016.12.21
運動嫌いもできる「ひねる」ストレッチ
特集/なんとかしたい!肩こり

簡単にできて効果抜群
骨ストレッチでこりを解消
前回ご紹介した手首ブラブラよりも、肩のこりをダイレクトにほぐせるのが「手首肩甲骨ストレッチ」です。まずは、右腕を回して肩まわりの状態をチェックしてからスタート。●手首肩甲骨ストレッチ

②顔は正面のまま笑顔で、からだだけ右後方にひねる。
※反対側も同様に行う。
7回程度行ったら、右腕を回してみましょう。肩甲骨からスムーズに回っているはずです。鏡の前で行うと、末端(手首)を制御することによって、くるぶし、ひざ、骨盤、背骨、肋骨、鎖骨、肩甲骨が動いているのがわかると思います。頑固な肩こりだけでなく、ウエストの引き締め効果も期待できますよ。
スムーズでここちいい身のこなしを実現するカギは、鎖骨にもあります。
●鎖骨ひねり

②顔は正面のまま笑顔で、からだを左右にひねる。
※椅子に座ったまま行ってもOK。
鎖骨が動くと肩甲骨、肋骨、骨盤が連動するので、鎖骨を押さえずに普通にからだをひねったときより、格段にひねれているはずです。だから、ウエストの引き締め効果が抜群。
真面目な人ほど、「何セットやればいいですか?」 と聞いてくるのですが、できる範囲でかまいません。たとえば、10回×3セットといったら、できないと自分を責めてしまうでしょ。"いい加減"というのは、"いい""加減"なのです。義務や無理でやらず、できる範囲でここちよく、こりをほぐしてみてください。
----手首肩甲骨ストレッチも鎖骨ひねりも、笑顔で行うとさらにゆるむそう。笑顔で、いい"加減"に行うことで、こりがほぐれ、からだも引き締まり、姿勢もよくなり、身のこなしも軽やかになる。運動嫌いの人や長続きしなかった人も、骨ストレッチなら続けられそうですね。

松村 卓 スポーツケア整体研究所代表。陸上短距離のスプリンターとして活躍後、スポーツトレーナーに転身。ケガに悩まされた現役時代のトレーニングを見直し、筋肉ではなく骨の活用に重点を置いた"骨ストレッチ"を考案。『ゆるめる力 骨ストレッチ』、『やせる力 骨ストレッチ』(ともに文藝春秋)など著書多数。
※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の判断と責任において行なってください。
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