椅子ヨガ/椅子を使うスクワット

椅子を使ったスクワットで、太ももの筋力強化だけでなく、軽やかな立ち上がり方も覚えましょう。

骨盤を立てて椅子に浅く座り、息を吸う。

1 骨盤を立てて椅子に浅く座り、息を吸う。

息を吐きながら、かかとを椅子の方に引き寄せて、上体を前に倒す。このとき、背中が丸まらないように気をつけましょう。

2 息を吐きながら、かかとを椅子の方に引き寄せて、上体を前に倒す。このとき、背中が丸まらないように気をつけましょう。

ひざを軽く曲げたまま、ゆっくり立ち上がり、息を吸いながら両手を耳の横まで上げて、深呼吸しながら40秒キープ。立ち上がるときは、足の指側に重心をかけることも忘れずに。

3 ひざを軽く曲げたまま、ゆっくり立ち上がり、息を吸いながら両手を耳の横まで上げて、深呼吸しながら40秒キープ。立ち上がるときは、足の指側に重心をかけることも忘れずに。

息を吐きながら、座面の奥のほうにゆっくりおしりを下ろすように座る。

4 息を吐きながら、座面の奥のほうにゆっくりおしりを下ろすように座る。

●ココがポイント!
座った姿勢から立ち上がるとき、かかと側に重心がかかっていると、気がつかないうちに腰に大きな負担がかかっています。このポーズの「浅く座る」「かかとを椅子側に引き寄せる」「足の指に重心をかける」に気をつけて立ち上がると、見た目にも美しく、腰やひざへの負担は大きく軽減されますよ。

  • 山田いずみ(やまだいずみ) インド中央政府公認ヨーガインストラクター、チョプラセンター認定瞑想ファシリテーター、マクロビオティックスクール・リマ師範科修了自然療法研究家 運動指導員として介護予防に携わってきた経験から 「人間も、木々や草花のように自然界の一部として生きることが、ほんとうの健やかさにつながるのでは。」という想いに至り、 食養生・野草料理・お手当・ヨガ・瞑想などを、八ヶ岳の美しい自然の中で暮らしながら日々実践。その経験を講座、ワークショップ、リトリートなどでこれからの介護予防として人々に伝えている。
指導/山田いずみ
撮影/丸山涼子
取材・文/大庭典子
デザイン/WATARIGRAPHIC