
パソコンやスマホを長時間見続けると、目に負担をかけるだけでなく、頭痛や首、肩の疲れなど、目以外にも影響を与えます。目の体操で疲れ目を予防、改善しましょう。
12:目の体操 -眼球を大きく動かす-

大きく息を吸いながら腕を上げ、両手を横に開きます。手は親指を立て(いいねポーズ)ながらそのまま横へ。眼球を動かして左右の親指を見る。同様に手を斜め上下、前後と続け、目の焦点を合わす。
●ココがポイント!
手は真横ではなく、視野に入る範囲内で広げてください。頭は動かさず、親指先に焦点を合わせて目を動かしましょう。
13:深呼吸 -呼吸をとおしてからだのリセット-

息を吸いながら大きく全身を上に伸ばし、腕を前におろしながら深呼吸。
●ココがポイント!
空気を手のひらで押しさげるようにしながら、息をすべて吐きだしましょう。
14:脱力・鎮静 -呼吸をしずめリラックス-

そのまま脱力しながらおなかの力を抜き、頭の重さを感じながら少しずつ背中を丸め、前に曲げていく。息を吸いながら、頭を下に向けたままゆっくり起き上がる。頭は最後にあげる。
●ココがポイント!
頭と腕の重さを使い、上半身を脱力しましょう。
15:からだを感じる -自分のからだと向き合う-

目を閉じて、ゆっくり呼吸をしながら、自分のからだを感じてみる。
●ココがポイント!
目を閉じて、ゆっくり呼吸をしながら、自分のからだを感じてみる。
立っている場、重心、揺らぎなどを感じてみましょう。
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制作/株式会社ワコール
イラスト/Shapre
音楽制作/小佐直寛
動画撮影・制作/株式会社kai
イラスト/Shapre
音楽制作/小佐直寛
動画撮影・制作/株式会社kai
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山本邦子
PhD. (保健学)、ATC( NATA認定アスレティックトレーナー )、Kyoto MBM Labo主宰
「一生涯を通してセルフケアのできるしなやかな人間つくりをサポート」をテーマに、動作教育探求者として活動中。ヨガを科学するというテーマも現在進行中。アメリカカンザス大学にて運動力学とスポーツ経営管理学修士、大阪府立大学にて博士課程 (保健学) 修了。動作学をベースとしたA-Yoga Mind and Body Movement Therapy主宰。2014年に京都修学院にKyoto MBM Laboをオープン、アスリートから子供、高齢者まで動きを通した心とからだのサポートを実践。著書に『アスリート新化論』(扶桑社)、『なぜヨガをやる女性はすっぴんでも美しいのか』(ワニプラス)、『伸びる子どもの体のつくり方』(ポプラ社)などがある。
https://mbm-labo.com/