女優・清水みさとさん<前編>肌も考えも人生も、「サウナ」でシンプルに

特集/2022年夏、汗対策の最新事情

語り/清水みさとさん(女優)
清水みさとさん

「ととのう」という言葉とともに、最近注目されている「サウナ」。女性専用サウナも次々オープンして話題を集めるなか、約11年にわたって毎日サウナに通いつめる女優・清水みさとさん。サウナと汗とのつきあい方を語ります。

サウナの先輩たちと過ごした時間が、すべての始まり

最初にサウナに行ったのは、大学1年生、19歳のときです。ダイエットをしようとスポーツジムに通い始め、水中ウォーキングをしたあとに、お風呂とサウナに行くのがルーティンに。常連のみなさんがサウナでおしゃべりしているのを「いいな」と思い、はじめはサウナそのものよりも、仲良くなりたいという気持ちで通っていました。大学に入ったばかりで、周りの子たちとどう仲良くなっていいか迷って無理していた時期で、サウナにいるみんなは私のそんな話を深刻にならず「適当に」聞いて接してくれたのが、すごくここちよくて。どんな話も「大丈夫よ!」と笑い飛ばしてくれました。

そうやって通っているうち、しだいにサウナ自体の魅力に気づいていきました。みなさんが水風呂に入っているのを見て真似てみたら、すごく汗が出ることもわかりました。それまでは、「水風呂でからだを冷やして汗が出なくなったらイヤだな、もっと汗をかきたいな」と思っていたんです。

清水みさとさん

そこから、さまざまなサウナに行くようになりました。最初は東京・新大久保の女性専用サウナ「ルビーパレス」、水風呂がキンキンに冷たい三軒茶屋の「駒の湯」…、サウナに関するブログを読んで、どんどん新規開拓していきました。

カフェ感覚で昼間に立ち寄るサウナはおすすめです

11年間、毎日のようにサウナに入っています。サウナは夜に行く場所というイメージがあるかもしれませんが、私自身は行く時間帯は特に決まっていません。朝、次の予定までの空き時間に、夜に銭湯のサウナへ…など、いろいろなパターンがあります。もちろん2回行く日も(笑)。そうやって好きな時間帯に「あ、行こう!」と、カフェに行くような感覚で、思い立ったら行けるのがいいですね。

昼サウナはおすすめです。お昼を食べて、次の予定まで空き時間があるタイミングで行くと、ひとつの区切りというか、「句読点」のような存在になってくれます。1日のリスタートとして、自分で簡単に押せる切り替えスイッチですね。私はいつでもサウナに行けるように、すっぴんで過ごすことも多いですが、化粧水などが置いてあったり、メイクできるスペースもあったりするので、意外といつでも行けますよ。

必要な持ち物もほとんどなく、私が普段持って行くのも、タオルと「エジプシャンマジック」という保湿クリームくらい。ヘアメイクさんに教えていただいたもので、買ってみたらすごくよくて、スキンケアはそれしか使っていません。

愛用のサウナグッズは、タオルと保湿クリームだけ。(清水さん私物) 愛用のサウナグッズは、タオルと保湿クリームだけ。(清水さん私物)

サウナに通うようになってからグッと肌もキレイになったので、特別なケアがそこまで必要なくなりました。でも、根本的にはズボラで面倒くさがり、ただそれだけなんです。

「サウナがあるから大丈夫」。自分の機嫌をとってくれる存在

肌のケアだけでなく、いろいろなことがシンプルになりました。変なこだわりがなくなって、あるものだけで楽しめる。サウナでさえ「この温度はイヤだな」などのこだわりはほとんどありません。

毎日楽しいほうがいいけれど、避けて通れないイヤなこともある。でも、楽しい気持ちをつくるのは自分自身。多くのことに期待しすぎず、「今、楽しい。うれしい。気持ちいい」と思うことが大事。もしイヤなことがあっても、「でも今日サウナ行けるし、いっか」と思えるし、疲れた日は「これはいいサウナに入れる」とポジティブになれます。

清水みさとさん

サウナで会う人は、私にとって気のいい人が多い。サウナ友達もどんどん増えていきました。最初から裸のつき合いだからか、気持ちもオープン。サウナで声をかけていただくことも多いです。

以前は、人に会うときは「緊張する、何を話そう、どうしよう」と不安になっていたけれど、今は「会えばどうにかなる」と、シンプル。職業も全然違う友達が増えて、考えが広がって楽になっていきました。

いい汗をかくためにしていること

サウナでいい汗をかくためには、サウナの前にお湯につかって、少しあたたまるのがおすすめです。そしてからだについた水を拭いてから入ると、汗がよく出ます。途中で水風呂に入るのもはずせません。ほんの少しでもからだを冷やすことで、自ら発電を始めるような感覚で、一気に汗が出るようになるんです。

私は以前から、毎日2万歩くらい歩く習慣があるんですが、歩いた後にサウナに入ると、からだがあたたまっているからなのか、さらに汗が出やすくなります。

*<後編>では、さらなる水風呂の活用法や、ビギナーにおすすめのサウナを紹介します。

取材・文/後藤香織
撮影/名和真紀子
取材協力/ソロサウナtune
デザイン/WATARIGRAPHIC
  • 清水みさと(しみず・みさと) 1992年3月5日生まれ。奈良県出身。女優、タレント。サウナを愛し、サウナ・スパ健康アドバイザー、サウナ・スパプロフェッショナルの資格も所有。サウナのポータルサイト『サウナイキタイ』モデルや、ラジオ番組『清水みさとの、サウナいこ?』など、サウナにまつわる活動も多数。
    サウナイキタイ

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