お風呂博士・石川泰弘さんの入浴&睡眠で冷えとり生活<前編>

特集/続・いざ温活!

語り/石川泰弘(温泉入浴指導員・
睡眠改善インストラクター・博士(スポーツ健康科学))

気温がぐっと下がり、冷えが気になる季節がやってきました。女性のからだにとって天敵ともいえる冷え。これを解消するための正しい「温活」について、温泉入浴指導員・睡眠改善インストラクターの石川泰弘さんがレクチャー。効果的な入浴方法から、美しく健康的なからだづくりの方法まで伝授します! 温泉入浴指導員・睡眠改善インストラクター・石川泰弘さん

Secret1
入浴してからだを温めることは、美と健康への近道です

「疲れると人のからだはエネルギーをつくれなくなり、自立神経が乱れてしまいます。美しく健康なからだを目ざすには、まず疲労回復を習慣にすることが大切なのです。そのためにおすすめなのが、お風呂に入り、血液循環をよくすること。入浴でからだが温まると、眠りの質もよくなります。成長ホルモンが促進されるので、美しい肌と健康的なからだづくりにつながります」

Secret2
お風呂の3大効果は「温熱・浮力・水圧」

ひとつめの"温熱"ですが、からだを温めると、血管が薄くなり、やわらかくなります。すると血液の道が広くなり、血のめぐりも改善。その結果、からだのコリが解消されます。ふたつめの"浮力"は筋肉が弛緩し、ストレス解消の効果があります。3つめの"水圧"ですが、からだに圧がかかり、おなかがぐっと押されると、横隔膜が上がり、肺が小さくなります。人間がもつ恒常性により、肺を元に戻そうとからだが自動的に動くと呼吸数が増加し、心肺機能が上がる→血液が流れる→からだがあったまるというサイクルがつくられます」

Secret3
入浴を習慣にすると冷え症が改善されます

日中の仕事などで感じたストレスを解消するためには、夜に37~39度のぬるめのお湯に入り、副交感神経を優位にすることが効果的です。逆に、活動意欲を上げたいなら、40度以上の熱めのお湯につかり、交感神経を優位にするといいです。私自身は、冬は40度のお湯に20分間つかることを習慣にしています。以前は冷え症で、研究所のサーモグラフィーを見ると、指先がモニターに映らないほどでした。それが1ヶ月くらい40度のお湯に20分浸かることを続けると、指先の冷えがすっかり改善されたのです。入浴を続けると冷え症にも効果が期待できます」

Secret4
入浴方法によって血液循環・温まり方には違いが出ます

「"39度のお湯で15分間の入浴"と"42度のお湯で3分間の入浴"を比べると、39度で15分間入浴したほうが、からだを温めるのには効果的です。なぜなら、心臓から出た血液が足を通って、また心臓まで戻ってくるのは約1分間。39度でも15分間入浴している方が、回数多く血液をからだに巡らせることができるからです。温活を成功させるには、いかに血液をからだに巡らせるか重要なのです」

Secret5
お風呂に入れないときは、手浴で温まりましょう

オフィスなどでもできるおすすめの温活が手を温める"手浴"です。手を温めることで血液がめぐり、からだが温まるのです。足浴と比べても、手は心臓に近いぶん、からだを温める即効性が高いのが特徴です。給湯室などでも手軽にできるので、からだが冷えていると感じたら、ぜひ試してみてください」

<後編>は11月公開予定。からだを温める奥の手がさらに登場! お楽しみに!

石川泰弘(いしかわやすひろ) 温泉入浴指導員・睡眠改善インストラクター・博士(スポーツ健康科学)。株式会社バスクリンに勤務しながら、"お風呂博士"としてテレビや雑誌などメディアで活躍。お風呂や睡眠、スポーツに関して深い知識をもち、日々の疲れをとって健康なからだをつくるためのアドバイスが好評。著書に「たった一晩で疲れをリセットする睡眠術」(日本文芸社)や「お風呂の達人 バスクリン社員が教える究極の入浴術」(草思社)など多数。

取材・文/川口夏希(ライター)
撮影/長谷川梓

※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
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