ミス・ユニバース トレーナー宮崎 京さんの姿勢美人10の秘訣<後編>

特集/姿勢に自信ありますか?

語り/宮崎 京(みやこ)さん(ミス・ユニバース トレーナー)
取材・文/川口夏希(ライター)

後編となる今月は、ウォーキング&ポージングのトレーナーとして活躍する宮崎 京さんが日ごろ心がけている姿勢をよくするテクニックを披露。姿勢が周囲に与える印象は想像以上! ちょっとの意識で姿勢は美しく変わります!

Secret6
女性に多い内股姿勢は、体型くずれの原因です

「トレーナーとしてレクチャーしていて気がつくのは、若い女性に"内股姿勢"がとっても多いことです。靴のソールの外側が減っているなら、内股姿勢の可能性があります。改善する方法は、親指側にからだの重心をかけること。親指のつけ根(拇指球)でからだを支えて、内側の筋肉を使うようになるので、ふくらはぎや太ももの外側のハリもなくなり、脚のラインもきれいに整います

Secret7
タイトな洋服で美しい姿勢に!

「服によって、気持ちも左右されるように、姿勢も変わってくると思います。例えば、ダボッとした服を着ていれば、気持ちもダラっとなるし、姿勢も猫背になりがちに。でも、からだにフィットするタイトなシルエットのワンピースなら、きれいに見せようという意識が働くので、姿勢もシャンとなります。実際に、オーディションやコンテストでは、ボディフィットする服を選んで、自然ときれいな姿勢になるように工夫します」

Secret8
写真に映るときは、からだを斜めにふるとGood!

「カメラに向かって、からだも顔も真っ正面に向かってしまうと、からだの面積が大きく見えてしまいます。そこでおすすめなのは、斜めにからだをふり、顔をカメラに向ける方法。正体して撮られるよりも、映る面積が小さくなりほっそりとした印象になります。このときも、顔が前に出すぎないように、後ろに壁があることを意識するといいですよ」 Image からだを斜めにしつつ、首筋がすっきり長く見えるように、顔は前に出ないようにするのがポイント。

Secret9
姿勢でこんなに印象が変わる!ビフォー&アフター
[立ち方編]

「信号待ちや、コーヒーのオーダーに並んでいるときなど、楽な姿勢をとりがちです。からだの使い方をちょっと意識するだけで、周りの人に与える印象はまったく違うものになりますImage この姿勢でダメなポイントは内股姿勢、肩が内側に入っている、顔が前にきてしまっている点。 Image おなかにぐっと力を入れて、上に伸びるような意識をもって。肩を後ろに引くことで、ハツラツとしたオーラが生まれます。

Secret10
姿勢でこんなに印象が変わる!ビフォー&アフター
[座り方編]

「疲れているせいもあると思いますが、電車の中では姿勢がゆるみがち。携帯に夢中になって、どんどん前屈みになっている人も多いですね。"電車の中はエクササイズ"と割り切るくらいが、美姿勢を保つにはちょうどいいと思いますImage 内股で猫背だと視線も下になり、こんなにも"がっかり"した雰囲気が漂ってしまいます。 Image ポコっと下腹が出ないように、おなかに力を入れると、自然と背筋も使われるので、きれいな姿勢になります。

宮崎 京(みやこ) 2003年度ミス・ユニバース・ジャパンに選ばれ、同年に世界大会で第5位に入賞。数々のファッションショーでモデルとして幅広く活躍するかたわら、ミス・ユニバース・ジャパンのファイナリストや美に関心のある女性に向けて、ウォーキングやポージングを指導。

撮影/長谷川 梓
ヘア&メーク/yumi*