2014.02.19
特集05 いざ温活!

あなたの平熱は何度ですか?
36度を下回っている人、36度前半が普通だという人、からだは相当冷えています。
平熱が何度かわからないという人は...、まず測ることから始めましょう。
昭和32年度の日本人の平均体温は、36.9度だったといいます。
今、37度近い熱があったら、カゼ? と思ってしまうでしょう。
この数十年の間に起こった生活や環境の変化が、私たちのからだを冷やしてしまったことは、紛れもない事実です。
恐ろしいことに、その結果、病気や老けを引き起こしているというのも、事実。
現代人が悩まされている不調や病気、避けられないとあきらめがちなエイジングは、現代人が自ら招いた症状だといえそうです。
けれど、悲観することはありません。
冷えを解消し、からだを温める活動=「温活」は、日常生活の小さな工夫でできることがたくさん。
たとえば、「1分楽トレ」のコーナーで紹介している足首や手首を動かす簡単なエクササイズ。
「教えて、ドクター!」で出てくる、ちょっとした食材や飲物の工夫、防寒の知恵。
そう、60年前の暮らしには戻れないけれど、ほんのちょっと日常を工夫すればいいんです。
今回の特集では、そんな知恵をたくさん集めました。
そして、それがなぜ冷えに有効なのかの、最新の事情も徹底リサーチ。
まずは、自分でも気づいていない「冷え」のチェックから!
本格的な春がやってくる前に、からだは先に脱・冬冷え!