インナーファッションの流行ウォッチング

ランジェリー★EXPRESS

2019年9月 4日

文/武田尚子(ジャーナリスト)

BEAUTY

多面的に広がるスポーツマーケット

「SIMONE PERELE(シモーヌ・ペレール)」のスポーツブラ新シリーズ。ハードな動きにもバストの揺れをしっかり押さえてくれるワイヤーブラ。サイズもGカップまでの12サイズ展開。 「SIMONE PERELE(シモーヌ・ペレール)」のスポーツブラ新シリーズ。ハードな動きにもバストの揺れをしっかり押さえてくれるワイヤーブラ。サイズもGカップまでの12サイズ展開。 以前は一部のアスリートのものだったスポーツが、今ではすっかり私たちの生活の中に浸透してきました。アスレジャーというキーワードはちょっと使い古された感がありますが、普段着とのクロスオーバーはますます進んでいるといえるでしょう。

7月に開催された「ユニーク・バイ・モードシティ」展でも、ランジェリー・スイム・スポーツの3本柱がますます強固になっているように感じます。特に水着とスポーツウェアは素材のイノベーションの面でも共通点が多く見られました。 アンテルフィリエール展(2019「ユニーク・バイ・モードシティ」)の素材フォーラムでは、スポーツの多様性と可能性をプロトタイプによるショーで表現した。 アンテルフィリエール展(2019「ユニーク・バイ・モードシティ」)の素材フォーラムでは、スポーツの多様性と可能性をプロトタイプによるショーで表現した。 同じく同展では、SWIMとSPORTを中心に素材のイノベーションにフォーカスした特別エリアが充実。 同じく同展では、SWIMとSPORTを中心に素材のイノベーションにフォーカスした特別エリアが充実。 ひと言でスポーツといっても、ヨガやダンスまで多様化しているのに加え、商品の機能面ではランジェリー分野のシェイプウェアとも機能面で近いものがあります。
ライフスタイルとの一体化
最近の傾向としては、ライフスタイルとの一体化と、着用シーンの汎用性があげられます。

家族でのバカンスなど、フランスらしいライフスタイルを感じさせる「ミエル・メルバ」は、ランニング、スイム、サーフィン、テニスと、旅先での多様なスポーツおよびアクティビティに着用できるベーシックなアイテムがそろっています。いずれもUVカット素材や袖付きアイテムなどにより、からだをカバーしてプロテクトすることが重視されています。 フランスらしいライフスタイルを提案している「Miel Melba(ミエル・メルバ)」。多様なシーンで重宝するアイテムがそろう。 フランスらしいライフスタイルを提案している「Miel Melba(ミエル・メルバ)」。多様なシーンで重宝するアイテムがそろう。 "ジェンダーニュートラル"をコンセプトにしたイギリスの「マイスポーツロンドン」は、男女同デザイン(もちろんパターンは異なる)のトップス&ボトムがシンプルで着やすそう。スポーツ界のインフルエンサーとのコラボによるイベントにも力を入れて、コトとモノとの相乗効果を図っています。 「MYSPORTLONDON(マイスポーツロンドン)」のベーシックなトップス&ボトムは、アクセントカラーの使い方が効果的 「MYSPORTLONDON(マイスポーツロンドン)」のベーシックなトップス&ボトムは、アクセントカラーの使い方が効果的
目的で選びたいスポーツブラ
ランジェリーブランドにいちばん求められるものといえば、やはりファンデーション技術の強みを活かしたスポーツブラです。

フランスの「シモーヌ・ぺレール」は、これまでもモダンなスポーツシックの感覚をランジェリーに取り入れてきましたが、2020春夏コレクションではプロのスポーツコーチの協力を得て開発した本格的なスポーツブラ2タイプを発表しました。 「SIMONE PERELE」のスポーツブラ新シリーズ。ヨガなどのソフトスポーツに向く軽いつけごこちのワイヤーレスブラ。 「SIMONE PERELE」のスポーツブラ新シリーズ。ヨガなどのソフトスポーツに向く軽いつけごこちのワイヤーレスブラ。 まずひとつ目は、サポート機能に富んだしっかりした素材(通気性のある吸汗速乾素材)を用い、バストのボリュームや揺れを抑えるようにしてあるワイヤー入りのブラです。これと見た目は似ていますが、もうひとのワイヤーレスブラのほうは、軽くてソフトなつけごこちが特徴なので、ヨガやウォーキングなどのゆっくりした動きに合いそう。どちらも機能的でありながら、ファッション性も満足させるスタイリッシュな雰囲気ですね。

通常のブラジャーと同様、スポーツブラも用途や体型に応じてきちんと選びたいものです。
武田尚子(ジャーナリスト)

武田尚子(ジャーナリスト) インナーウェア専門雑誌の記者を経て、1988年にフリーランスに。以来、ファッション・ライフスタイルトータルの視点から、国内外のランジェリーの動きを見続けている。著書に『鴨居羊子とその時代・下着を変えた女』(平凡社)など。
「パリ国際ランジェリー展」など年2回の海外展示会取材は、既に連続30年以上となる。現在、ライフワークとなる新たな計画を進行中。
http://blog.apparel-web.com/theme/trend/author/inner

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