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潜入ルポ・ビューティ見聞録

2019年4月17日

BEAUTY

美の先駆者が語る「ワコール"土台"スペシャリストムービー ~芯のある生き方、土台のある女性の美しさ~」

2019年、ワコールは創立70周年を迎えます。ワコールとともに年齢を重ねた、70代以上の「かっこいい女性の先輩」である、2人の美の先駆者が、「自分の真ん中にある"土台"の大切さ」について語る、次の世代へ送るメッセージムービー「ワコール"土台"スペシャリストムービー ~芯のある生き方、土台のある女性の美しさ~」が公開されました。ここでは撮影当日の様子やMovieには収まりきらなかった言葉などを紹介。ぜひ、動画とともにお楽しみください。
柔らかな笑顔で周りを包み込む。遠藤彰子さんが語ってくれたこと

「洋画家 遠藤彰子篇」では、現代日本を代表する画家のひとりである、遠藤彰子さんが語ってくれます。彼女が描く巨大な絵には、多くの人間や植物、動物が描かれ、縦横無尽に展開する世界に、多くの人が惹き込まれ、強く魅了されます。70歳を過ぎてもなお、情熱を絶やすことなく作品に向き合い続ける遠藤さんは、"土台"についてどんなことをお話してくださるのでしょうか。

撮影スタジオに入ってきた遠藤さん、大らかで人を包み込むような、相手をほっとさせるような笑顔で現れると、スタッフと談笑。カメラが回ると、やわらかな声で、自身の作品について、また絵を描くことについて、語ってくださいました。

幼い頃から絵を描くことが大好きだったという遠藤さん。その頃から道路のアスファルトにろう石で絵を描いていたと語ります。「山があって、川があって、太陽があって、次々と変わっていく景色をつなげていく感覚が好きだったの。もしかしたらこのときの延長に、今の大きな絵があるのかもしれませんね。ときには塀によじ登って描くこともありましたよ」と笑います。道路がキャンバスだったなんて、当時から紙では収まらない大きな絵を描くことが大好きだったのですね。

たくさんの空間、多くの表現が1枚の中でできることが大きな絵を描く魅力だと教えてくれました。ときには、身振り手振りとともに熱を込めながら語ってくださるその表情は、本当に生き生きと輝いています。 遠藤彰子さん Movie内でも「記憶や経験、体験が増えるほど、その分興味の対象も大きくなる」と、年齢を重ねるほどに好奇心は強まると語ってくださった遠藤さん。また、「下絵を描いても実際に描き始めると絵は変わっていく。変わらなきゃ面白くないですよ」という言葉も印象的でした。大人になると忘れてしまう「変化を楽しむ心」。変わっていくことを楽しめる柔らかな心と、いつでも好奇心の目で世界を見つめること。年齢を重ねることの楽しさや美しさについて、遠藤さんから何か大きなヒントをいただけた気がします。
美のプロフェッショナルの凛とした姿。川邉サチコさんが教えてくれたこと

「美容家 川邉サチコ篇」は、日本のヘアメイクアップアーティストの第一人者である川邉サチコさんがご登場。国内外のファッションショーや舞台、映画などで多くのモデルや著名人のヘアメイクを担当しました。現在はサロンを主宰し、自分らしい美しさを見つけ、輝きたいと願う女性たちにヘアメイクやファッションをトータルでアドバイス。80歳を超えた現在も美のプロフェッショナルとして活躍し続けています。

撮影当日、豊かなホワイトブロンドヘアをアップにして、白コーディネイトに透き通るような肌、真っ赤なリップで現れた川邉さん。その凛とした姿は、ため息が出るほどかっこよく、素敵。スタジオの空気もピンと引き締まるのを感じます。インタビューが始まると、艶のある落ち着いた声で、今感じていること、美についての想いをゆっくりと丁寧に答えてくれました。

この日のコメントは、実は台本やメモも一切なし。その場で出てくるストレートな言葉は、ダイレクトに聞く人の心に響きます。Movieの中で語られたのは「基礎の大切さ」。ポイントメイクの前にそれを載せる土台である肌の美しさがどれだけ重要か、洋服を着るにもシルエットとなるボディラインを整えることがいかに大切か、その基礎がその人の土台となること、さらに、一度つくった土台をキープするために下着の力を借りていることも教えてくれました。

年齢を重ねるほど、楽なほうへとつい手を抜いてしまうことも増えますが、川邉さんの言葉を聞いていると、もう一度ここで自分を見つめ直してみよう、気合を入れてみよう、諦めないで手をかけようと思えてきます。 川邉サチコさん 実際に、川邉さんは自身のからだの土台づくりとなる習慣も大切にしていると言います。それは週に一度の水泳。1km泳ぐ中で丹念にボディチェックを行っているそう。「泳ぎながら、自分のからだの状態を見ています。水の中はからだが浮いているから、チェックしやすいのよ」と川邉さん。続けて「サロンに来る方には、ときには耳の痛いことも言わなきゃならない。アドバイスする立場である以上、自分自身がきちんとしていないと説得力がないでしょう?」と語ります。サロンでは、川邉さんのアドバイスで自分らしい美しさを見つけたお客様が、うれしくて涙することもあるのだとか。

「日々の中で自分を鍛える意識をもつこと。そしてそれを続けることが土台づくり」。
美のプロである、人生の大先輩は、表情でも言葉でも、女性ならではの大切なことを語りかけてくれます。

新しい道を切り拓いてきた、ふたりの美の先駆者からの「自分の真ん中にある"土台"の大切さ」についてのメッセージ。Movieを観た人からは、「素敵なスペシャリストの姿に元気をもらった」「大先輩の言葉に感動した」などのコメントも寄せられています。迷ったときや勇気をもらいたいとき、何度も見返したい貴重なメッセージです。

取材・文/大庭典子

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