からだのために「やってる人」の奥の手公開!

美の流儀

2019年2月27日

語り/牧勢 海

BODYBEAUTY

【イベント連動企画】直感を大切にして疲れをためない

今回登場するのは、3月31日に開催される「明日への美body!」ヨガレッスンで、美ボディの秘密を明かしてくださる、元タカラジェンヌの牧勢 海さん。参加者は一緒に体験できる貴重な場です!(講座情報はこちら>
1日わずかでも続けることが、明日を変える
牧勢 海さん ――牧勢さんは役者として舞台に立ちながら、同時にヨガのインストラクターとして教える活動もしていらっしゃいます。

両方ができることはありがたいですね。自分もレッスンに通いながら、週に何日かはインストラクターとして教えていますから、基本的に毎日からだを動かしています。時にはしんどいと感じたり、怠けたくなることもありますが、そういうときこそ、自分のレッスンに通ってくださる方たちにハッとさせられます。平日のヨガのクラスは、私よりも年上の方も多くいらっしゃるのですが、前向きな美への姿勢には本当に感動します。

自分の経験からも言えることですが、年齢を重ねると新しいことを始めるだけでも勇気がいるでしょう?  その一歩を踏み出すことも大変なことだと思います。ついついチャレンジよりも安定の方向に行こうとする気持ちになりますが、休まず、前向きに自分のからだと向き合っている生徒さんたちを見ていると、「私もまだまだ頑張らなきゃ」「もっと挑戦したい!」と気が引き締まるんです。レッスンでは教える立場ですが、教えられていることのほうが多いんじゃないかというくらい、刺激をもらっています。

――毎日からだを動かすなかで、疲れたときなど回復のためにしていることはありますか?

特にこれをやると決めているルールはありませんが、強いて言うなら、自分がしたいと思ったことは必ず実行しています。例えば帰りの電車で、「今日は疲れたからお風呂にゆっくり入りたい」と思ったら、必ずその日の夜に万全の準備を整えて入ります(笑)。お気に入りの入浴剤を入れて、本を持ち込んで、長い時間をかけてゆっくりと浸かって寛ぎます。食べ物にしても、「お肉食べたい」と思ったら、必ずその日に食べる。「やっぱり明日にしよう」と先延ばしにすることはまずないですね。これしたい、これ食べたいと直感的に感じたことはからだが欲するものだと思っているので、そのための時間をきちんと取る。それが、疲れを溜めないことに効いているのかもしれません。 牧勢 海さん ――やりたいことをそのまま放置せず、すぐに動くということですね。

そのために、テレビの言葉や移動中に考えたことなど忘れたくないことは即メモするのも習慣です。受けているレッスンで先生の言葉にピンときた時は着替える前に汗だくの状態でとりあえずメモ。こうしてなんでも書きためたノートは4冊になります。

習慣といえば、この自作のマッサージグッズも長年愛用しているものです。つくり方は本当に簡単なのでぜひ試してください。いらなくなったモコモコの靴下の両端をカットして、テニスボールを2つ入れたら、輪ゴムで止めるだけです。 牧勢 海さん自作のマッサージグッズ 家でテレビを見ながら、ふくらはぎにゴロゴロ当てたり、デコルテをマッサージしたり、移動中の新幹線で首をほぐしたり、万能なんです。もともと8年前の公演中に上級生からいただいたのですが、あまりによかったので私も人にプレゼントして勧めたりするうちに、少しずつ広まって、使っている元宝塚の人はけっこう多いんですよ(笑)。 牧勢 海さん自作のマッサージグッズ ――最後に、牧勢さんがレッスンを通して伝えたいことについて教えてください。

受けていただくことが明日を少しだけ変える"きっかけ"になればという思いで美bodyメソッドをお伝えしています。また、レッスンに来てくださるその日その場のご縁で集まった人同士が同じ空間でからだを動かしたり、話をする中で「悩んでいるのは私だけじゃないんだ」「私も頑張ろう」と共感することも、継続していく力になればと思います。

継続していくということは、地味ですが、何より強いことだと思っています。ポーズが上手にできる・できないよりも続けることのほうが大事。最初は座る姿勢もうまくできなかった60代の方がほとんど休まずに参加されたことで、2年後にはきれいにポーズが取れるまで成長される姿も見てきました。それは語学が上達するときのように、ずっと続けているとある日突然すっとできるようになるんです。まさに継続は力なりだと思います。

レッスンに1回参加しただけで、めざましい変化がみられるわけではありませんが、参加したことがきっかけとなり、おひとりでも多くその後の「習慣」として継続してくれたら本当にうれしいです。単に一方的にお伝えするというよりは、みなさんと会話をしながら、また、みなさん同士で共有していただくことで、明日の美bodyを目指す「きっかけ」をお渡しできたらと思っています。

牧勢 海(まきせ かい) 元宝塚歌劇団雪組所属
1997年宝塚歌劇団入団。 退団後、ニューヨークへダンス留学。2006年より舞台に復帰。
主な作品に、NHKおかあさんと一緒「ぐーチョコランタン小劇場」うたのおねえさん舞台版、「チャングムの誓い」「愛と青春の宝塚」「サイドショウ」「Victor Victria」「大江戸緋鳥808」「渇いた太陽」、ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」など。現在は、舞台出演や某大手テーマパークでのダンストレーナーでの経験を生かし、指導者としての知識や経験の幅を広げている。
IHTAヨガインストラクター
RYT200全米ヨガライセンス 取得

取材・文/大庭典子
撮影/篠原宏明

※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
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