インナーファッションの流行ウォッチング

ランジェリー★EXPRESS

2018年10月10日

文/武田尚子(ジャーナリスト)

BEAUTY

白のランジェリーが注目されるわけ

色もプリントも多彩さを増している中で、改めて見直されているのが白です。 ベーシックカラーの白というより、ファッションカラーとしての白、フェスティバル性やイベント性のある特別なオケージョンの白といったほうがいいでしょう。 白のランジェリーならではの贅沢感を体験してみませんか。 ランジェリー(写真奥)も水着(手前)も白(「ユニーク・バイ・モードシティ」ファッションショーのバックステージで)。 ランジェリー(写真奥)も水着(手前)も白(「ユニーク・バイ・モードシティ」ファッションショーのバックステージで)。
夏シーズンには白が映える
白というと、年間の中でもやはり春夏シーズンに目につく色といえます(もちろん、ウインターホワイトも魅力的ですが)。特にフランスをはじめ、ヨーロッパでは、毎年夏になると必ずといっていいほど、白のランジェリーが登場します。フランスで「イギリスレース」といわれるコットンレースや、ナチュラルでさわやかなコットンの生地は、明るい太陽の日差しがぴったり。

最近は、コットンに見えながら、コットンではない素材を使ったものが多いのですが、いずれにしてもコットン風、コットンタッチという感覚が重要なのです。しかもハイテクノロジーな化合繊ならではの機能性の裏付けがあるので、使い勝手もよいというわけです。 ヨーロッパで販売されている「ワコール」ブランド。Opulenceグループのバックレスブラレット。背中が大きく開いたドレスに安心のロングラインブラ。 ヨーロッパで販売されている「ワコール」ブランド。OPULENCEグループのバックレスブラレット。背中が大きく開いたドレスに安心のロングラインブラ。
ブライダル対象に白の見直し
7月にパリで開催された国際見本市「ユニーク・バイ・モードシティ」では、ファンデーションを主力とするフランス発ナショナルブランドが、そろって2019春夏企画に白のグループを発表していました。共通のキーワードは、"ブライダル"。ウエディングドレスの下に合わせるファンデーションを中心としながら、ハネムーン向けのランジェリーやナイトウェアを意識したものもあります。

業界全体として、季節ごとのイベントやフェスティバル性をランジェリービジネスに活かそうという機運が高まっていて、スポーツイベントに対応する動きも見られます。そういう中で、ランジェリーの古典的なテーマでもある"ブライダル"に改めて焦点が当てられているのです。 白といっても多様なバリエーションがあって、ほのかな色味があるものも少なくないわけですが、今回は真っ白、ピュアホワイトに注目が集まっていました。 ウエディングドレスからハネムーンに向けて提案されている「シモーヌ・ぺレール」の白のグループ。白のチュールをベースにした白のエンブロイダリーレースが映える。 ウエディングドレスからハネムーンに向けて提案されている「シモーヌ・ぺレール」の白のグループ。白のチュールをベースにした白のエンブロイダリーレースが映える。 「オーバドゥ」ではブライダルを意識した白のグループでも、エラスティックテープを多用したセダクティブでモダンなイメージ。「オーバドゥ」カタログより。 「オーバドゥ」ではブライダルを意識した白のグループでも、エラスティックテープを多用したセダクティブでモダンなイメージ。「オーバドゥ」カタログより。
武田尚子(ジャーナリスト)

武田尚子(ジャーナリスト) インナーウェア専門雑誌の記者を経て、1988年にフリーランスに。以来、ファッション・ライフスタイルトータルの視点から、国内外のランジェリーの動きを見続けている。著書に『鴨居羊子とその時代・下着を変えた女』(平凡社)など。
「パリ国際ランジェリー展」など年2回の海外展示会取材は、既に連続30年以上となる。現在、ライフワークとなる新たな計画を進行中。
http://blog.apparel-web.com/theme/trend/author/inner

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