インサイドストーリー

商品づくりの現場から

2018年2月28日

語り/福永千春(商品統括部 商品企画部 デザイン一課)
清水菊子(商品統括部 商品企画部 デザイン一課)

BODY

つけごこちと華やかさ、「SUHADA ONE」の秘密を探る

"美しく、ここちよく ひとつになる"がブランドコンセプトの「SUHADA」は、女性が求める快適なつけごこちを追求しています。今回は、メイク力をプラスした華やかな新シリーズ「SUHADA ONE」について、開発者が語ります。 2018年3月発売の「SUHADA ONE」BRB491。全5色展開 2018年3月発売の「SUHADA ONE」BRB491。全5色展開
コスメティックをイメージした
カラー展開で華やかさをアップ
――「SUHADA」誕生から2年。新シリーズ「SUHADA ONE」はどのような違いがあるのでしょう? まずはデザイン面について教えてください。

福永 もともと「SUHADA」は、"からだに同化する"がコンセプト。今求められている快適市場の需要に合わせて、ここちよさを追求して開発してきました。もちろんそのテーマは変わりませんが、「SUHADA ONE」はこれまでの肌色に合わせたカラー展開に華やかさをプラスしました。

清水 SUHADA自体のコンセプトが肌にのせるファンデーションのようにコスメティックなイメージだったので、今回はリップのように肌映えするピンクや、引き締め効果のあるアイライナーのようなネイビーといった風に選びました。
どの色も、肌を美しく魅せてくれることをコンセプトにしています。 どの色も、肌を美しく魅せてくれることをコンセプトにしている。 清水 全体的にシャープな印象がありつつも、ピオニーというお花の柄が柔らかい印象も同時に与えてくれます。ピオニー、つまり芍薬(シャクヤク)の花は凛としたイメージがありつつ女性らしさもあります。現代女性は、強すぎても優しすぎてもやっていけない。そんな"今"の女性像にマッチするデザインをとことん追求しました。新技術のインクジェットプリントで、7色すべてが違った見え方になるように仕上げています。

5月発売の新色(LB・PO)は、薄着になる季節なのでアウターに響かない清涼感のあるカラーにしました。こちらも、インクジェットの技術でシンプルながらも新鮮な表現にしています。すべて、ショーツとコーディネイトが可能です。 2018年5月発売の追加カラー。(上PO・下LB) 2018年5月発売の追加カラー。(上PO・下LB)
特許申請中の新技術
マイクロフレームに注目!
左から、清水菊子、福永千春(ともに商品企画部)。 左から、清水菊子、福永千春(ともに商品企画部) ――ノンワイヤーなのにバストアップを叶える、新技術を導入しているそうですね?

福永 マイクロフレーム(下の写真)のことですね。樹脂でつくった小さなパーツで、バストの中央下部にピタッと密着し、バストを立体的にサポートするので、これひとつでバストアップが叶うのが特徴です。 マイクロフレーム マイクロフレーム もともと「SUHADA」は3D同化フレームという幅広い樹脂パーツがバストの両サイドに入っていて、いろんな体型の方に柔軟に対応できるように設計していたのですが、柔軟であることで、フロントのフィット感のもの足りなさがあったり、すっきりしたシルエットになりにくいという課題があったんです。

そこで、バストの中心側だけしっかりと固定でき、脇部分はなるべく薄くからだに密着する構造にしてはどうだろう。それができれば、これまでのようにバージス全面に樹脂を入れなくても造形できるのでは? という思い切った発想で、「取っちゃえ!」と(笑)。どこまでいけるか挑戦することになりました。

マイクロフレームは軽くて肌に密着するだけでなく、引き上げ効果があります。そのためきれいにバストアップすることができるのです。

そこにたどりつくまでには、みんなで頭を悩ませて、例えば建築物の耐震構造をヒントに小さいながらも強度を高められないか? とか、どんな形態上でも強くて効率的に派生していく粘菌の構造が使えないか...など、あらゆる角度からヒントを探りました。当時4名体制でしたが、毎日悶々とするほど考え続けました。 福永 ――マイクロフレーム以外にもこだわりが?

福永 脇の部分をフレキシブルに対応させる構造にした、フラットフリーサイドが特徴です。脇を薄く、かつすっきりサポートもできるように内蔵された素材にもこだわりました。

清水 「SUHADA」は開発当初から、さまざまなからだのラインに合わせやすくをコンセプトにしています。今回のSUHADA ONEもまた新たな技術で、たくさんの女性のからだにジャストフィットすることを目指しています。 今回のSUHADA ONEもまた新たな技術で、たくさんの女性のからだへジャストフィットすることを目指しています。
快適×メイクの両立が
現代女性にぴったり
――どんなシーンで使ってもらいたいですか?

清水 快適さを求めたワイヤーなしのブラが今、たくさん市場にあふれていると思いますが、「本当にこのままつけ続けていいの?」と思っている方も実際にいらっしゃって。
例えば、人前に立つときには楽さより造形美を重視されたり、産後に仕事復帰するときにはしっかりしたタイプのブラを選ばれたりする方が多いんですよ。
快適さをあきらめずに、でもきちんと女性らしくありたい。ぜひそんな方におすすめしたいです。

福永 つけごこちのよさをキープしつつ、フレームひとつでバストが上がる! 気分が上がる! 女度が上がる!(笑)。見た目よりも軽く感じるギャップがすごい! という感想も届いています。これまでのノンワイヤーブラにはない圧倒的造形力と快適さを感じていただけるのではと思っています。
福永千春

福永千春(ふくなが・ちはる) 商品統括部 商品企画部 デザイン一課 企画リーダー
リボンブラに代表されるLALANグループ、初代SUHADAなどのキャンペーンブラを中心に企画開発を担当。

清水菊子

清水菊子(しみず・きくこ) 商品統括部 商品企画部 デザイン一課 デザインチーフ
初代SUHADAなどのキャンペーンブラを中心に企画デザインを担当。

取材・文/シキタリエ
撮影/合田慎二

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