生きるためのボディ&ソウル。鍛えれば、人生きっといい感じ

湯山玲子の「人間はカラダだ!」

2015年10月21日

文/湯山玲子
イラスト/腹肉ツヤ子

BODY

【特集/ウォーキング・ビューティ】

ウォーキングを快適にする3つのこと

ウォーキングを快適にする3つのこと
その1.ウォーキングときどき「タクシー」
身体を動かしようにも、ヘタに動いたら命の危険すらあった今年の夏の猛暑。ムシムシしたり、急に気温が下がったり、ゲリラ豪雨に悩まされたりした天気も落ち着き、やっと秋らしい気温と、さわやかな空気が立ち現れるようになった。
そんなおり、私が意識的に始めているのが「一日絶対、30分以上は歩く」というウォーキングである。出かけるときの足下はつねにスニーカーで、必要とあらば出先にハイヒールなどの靴をいつも持って行く。バッグにはナイロンのナップザックを畳んで入れてあり、荷物が増えたら背中に背負って、両腕が振れるようにしておく、というスタイルを実践している。「ああ、これは自分に合った方法だな」と思ったのが、終電がなくなったときのタクシー利用。歩けるところまで歩いて、疲れてイヤになったら、そこからタクシーに乗る、というもの。その逆もある。タクシーのメーター料金が2000円とか3000円になる前に下車して、徒歩で帰る、というもの。生まれついてのセコい性格が出るのだろうか、前者の場合は、結局、頑張って家まで歩いてしまうこともあり、なかなか成果が出るのだ。
その2.「足裏マッサージ」でヤワ肌ゲット!
この、日常ウォーキングを始めてから、面白いことに気がついた。体調は悪くないはずなのに、どうも足が重く、歩くことがキツイ日がある。そんな真夜中帰宅ウォーキングのとき、ふと街道沿いに24時間営業のマッサージ屋があり、週末だったこともあって、施術してもらう事にしたのだ。全身マッサージでもよかったが、妙に足だけだるい感触もあって、足つぼマッサージをお願いしたのだが、これが結果的に非常によかった。マッサージ師は中国の人で、私の足の裏を触るなり「こんなに足の裏がカチカチだと、どんな運動をやっても効果はありませんよ」と言い放ったのである。足裏マッサージは、ご存じのごとく激痛の嵐なのだが、押せば押すほどその痛みは薄紙を剥ぐように軽くなっていく。1時間きっちり揉んでもらって、立ち上がるとあら不思議、身体がグンと軽くなって、同時に踏みだす足がものすごくラクなのだ。そこからの帰り道は、まるで中学生の自分が戻ってきたようで、ウォーキングをするならば、足裏の柔軟対策を忘れてはイカン、と思った次第。
その3.「マサイ族のスニーカー」をご存知?
ウォーキング用のスニーカーだが、靴箱にはひとつ秘密兵器が眠っている。それは、マサイ族のスニーカーこと「MBTシューズ」。靴底が船底のような逆アーチ状になっているこの靴は、歩き方の指導を受けてから履いて歩くと、筋力アップや腰痛予防などに効果があると言われていて、数年前に買って履いていたときには、確かに大またで筋肉を総動員して、普段使わない筋肉が動いている感じがあった。結局三日坊主でしまい込んでしまったが、もう一度きちんと挑戦してもよいかもしれない。と思って、インターネットで検索してみたら、かつては黒の味気なく、ダサイデザインだったのに、いろんなバリエーションが出でいる。ひとつ奮発してもよいかも。

ゆやま・れいこ 著述家、ディレクター。自ら寿司を握るユニット「美人寿司」、クラシックを爆音で聴く「爆音クラシック」を主宰するなど、カルチャー界を牽引。著書に『四十路越え!』(ワニブックス)、上野千鶴子氏との共著に『快楽上等! 3.11以降を生きる』(幻冬舎)がある。

構成/本庄真穂

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