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教えて、ドクター!

2015年9月 9日

先生/長坂靖子(日本ウォーキングセラピスト協会 代表)

BODY

【特集/ウォーキング・ビューティ】

『正しい歩き方』が、からだを変える!?

誰にでもある歩きグセが、体型やからだのゆがみに深く関係しています。無意識についやってしまう歩きグセが健康面に及ぼす影響と、正しい姿勢で歩くことのメリットを、引き続き長坂靖子先生にお伺いします。
"カワイイ"内股ポーズ、からだにはNG
最近は、ご自分の写真をソーシャルメディアに投稿される方も増えました。それを見ていると、カワイイ文化の影響か、わざと内股で立ったりすることもあるようです。あるいはモデルがショーで見せるウォーキングも同じです。かわいく見せたり、きれいに見せたりするためのポージングは、実はからだにいいとは言えません。女性の魅力を引き出すためですから、自己演出としてはいいのですが、あまりからだにはよくないということを知っておいてほしいと思います。
使う筋肉を意識してみれば、それだけでからだが変わる
街を見渡して、正しい歩き方ができているというのは、1割くらいだと思います。正しいウォーキングというのは、モデルさんのように歩くことではなく、筋肉をしっかりと使って、自分のからだを真っすぐにして歩くこと。
ハイヒールを履いたときにひざが曲がっているのは美しくない、とよく言われますが、ハイヒールは重心が前にいきやすく不安定ですから、どうしてもひざが曲がってしまいます。ハイヒールの時は、前回ご紹介した歩き方(前回記事参照)とは少し異なります。
ハイヒールの場合は特に、足首から先の部分だけに頼るとバランスを崩しやすくなってしまいますので、腹筋を意識して上半身を引き上げ、足裏をあまり見せないように歩くとエレガントです。ひざを伸ばして脚全体で歩くことを意識するだけで、からだが変わっていくことが実感できるのではないでしょうか。 私が考える「きれいな歩き方」は、骨格バランスを整えて、全身の筋肉をまんべんなく使って歩くことです。歩くという運動によって、コレステロール値や血糖値が下がったり、ホルモンバランスが整ったりします。また正しいウォーキングは、骨の末端ーこの場合はかかとーが刺激されて骨粗鬆症(こつそそうしょう)を防ぐという論文もあります。

----姿も美しく、また健康にも良いウォーキング。足腰だけでなく、全身の健康に深く関わっているようです。正しい歩き方を意識するだけで、からだは確実に変わるとのこと。日常生活に取り入れてみませんか?
長坂靖子

長坂靖子 日本ウォーキングセラピスト協会代表理事。16歳でミス日本受賞後、1985年よりモデルとして活動。1989年国際文化協会主催「ミス・インターナショナル/ミス・ワールド日本代表選出大会」において、90年準ミスワールド日本代表のタイトルを獲得。ウォーキングトレーナーとして、美と健康をテーマに幅広く活動。室内で行うストレッチ教室をはじめ、屋外で行うウォーキング教室とバリエーション豊かなカリキュラムにファンも多い。著書多数。

取材・文/飯塚りえ
イラスト/190

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