知ればスリムに差が出る! 日常でできるプチ・ルール

スリムの法則「食に美あり!」

2014年1月29日

文/おくだじゅんこ(管理栄養士)
イラスト/いしわたりきわこ

FOOD

牛乳 vs 豆乳

Image 「私、牛乳の代わりに豆乳を飲んでいるんです!」という方が、よくおられます。
「牛乳」と「豆乳」、たんぱく質と脂質の含有量がお互いによく似ているので代用品としてよく扱われます。しかし、なぜか「豆乳の方がカロリーが低くてからだにいい!」というイメージが定着していますね。
なんとなく...。本当はどっちがいいのでしょう?

まずは、牛乳と豆乳のカロリーを単純に比較してみましょう。よく飲まれている豆乳は調整されているものが多いので調整豆乳で比較します。
牛乳は、コップ1杯(200ml):134kcal、
豆乳(調整)は、コップ1杯(200ml):128kcal 
※食品成分表での数値比較

実はどちらも同じくらいのカロリーなんですね。だから、「低カロリーだから、いくら飲んでもOK!」と思ってガブガブ豆乳を飲んでいる方、それは大きな勘違い。からだにいいと思って追加したものが、実は意外とカロリーオーバーのもとになっていた! なんてこともありえるかもしれませんよ~!!最終的にはからだによいものでも、カロリーオーバーになれば太る、これだけは忘れないようにしておきましょう。

さてさて、では、どっちを飲んだほうが、からだにいいのか?

昔から、「牛乳を飲んで骨太に!」という言葉があるように、牛乳にはカルシウムがとても多く含まれています。コップ1杯で約220mgものカルシウムを摂取することができます。これは成人1日推奨量の約1/3。しらすならば100gのカルシウム量に相当します。100gのしらすって...、大盛食べてもまだ食べきれないくらいの量...ですよね(**;)
しかも、牛乳のカルシウムの吸収率というのは、小魚や緑黄色野菜に比べてダントツに高いと言われています。無駄なくカルシウムがとれるというわけですね! 骨量は若いうち(特に20代になる前)に増やしておかないと、年齢を重ねてからは下がる一方。下げないように維持していくので精一杯。自分のからだが高年齢になる前に骨太にしておかないと、きれいな姿勢、からだは保てませんよね! 特に若い年代には排除せずにとってほしい食材です。

さて、一方の豆乳のいいところは...??
豆乳のよさは、なんといってもコレステロールがゼロであること。若いうちはコレステロールなんて気にしない! と思っていても、年齢を重ねるにつれて、そして女性は特に閉経後にコレステロールが上ってくる人が多いのも事実です。コレステロールは特に肉の脂や卵に多く含まれていて、たんぱく質をたくさんとろうとすると、一緒にからだの中に入ってしまうもの。コレステロールが気になる、けれど、たんぱく質はちゃんととらなくっちゃ、こんな方は、たんぱく質補給源としてうまく取り入れるといいですね。
骨のことに関しても、カルシウム量では牛乳に負けてしまいますが、「他の」栄養素では負けていません! 豆乳に骨っていうイメージはないかもしれませんが、実はとっても大事な栄養素が含まれているのです。それは「ビタミンK」という栄養素! あまりなじみのない栄養素かもしれませんが、骨の中にあるたんぱく質を活性化し、骨の形成を促すビタミンです。このビタミンKは牛乳よりも豆乳のほうが多く含まれているんですよ。

「牛乳」で骨のもととなるカルシウムを補給し、「豆乳」で骨を形成するビタミンをとる。
今回は「牛乳vs豆乳」というタイトルでお話をしてきましたが、本当は対立するものではなく両方うまくタッグを組むとよい食品。牛乳には牛乳の、豆乳には豆乳の、それぞれのよさがあるというわけです。

う~ん、どちらの効果も捨てがたい! どちらかに絞るなんてできない!!
最終的には、両方を取り入れられるのがベストですね~!

文/おくだじゅんこ(管理栄養士) 広島生まれ。国立病院勤務の後、8年間にわたり株式会社ワコールに勤務。陸上選手から社員まで幅広く健康管理に携わる。2012年に再び地元広島へ戻り診療所の栄養士に。
自身が根っから食いしん坊☆自分自身の栄養管理に日々奮闘中!

イラスト/いしわたりきわこ 東京生まれ。テキスタイルデザイナーを経て、コピーライター、ライター、イラストレーターに。渾身の著書「駅弁の旅」、「ぜいたくはひとりごはん」共著に「東京ナチュラルスイーツ」、「おいしいごはんの店~自然派レストラン全国ガイド」などがある。

※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
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