生きるためのボディ&ソウル。鍛えれば、人生きっといい感じ

湯山玲子の「人間はカラダだ!」

2014年1月29日

文/湯山玲子
イラスト/腹肉ツヤ子

BEAUTY

【特集/いざ温活!】

湯山流、モードな温活ファッションセミナー

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おしゃれと体温めは両立できます!
本当に今年の冬は寒い。なんといいますか、昔の冬が戻ってきた感じだ。私の寒さ指数は「手袋」で、ちょっとつけたほうがいいかな、という日が今年は大変に多い。手袋と言えば、みなさんもっとおしゃれとして活用したほうがいい。冬の寒さが厳しいヨーロッパでは手袋の専門店というものがけっこうあって、ウィーンに一軒、ザルツブルグに一軒、いい店を知っている。行くと買ってしまうので、我が家には手袋コレクションがけっこうあるのだが、オススメは革の指なし手袋。これがいいのは指先がオーブンなので、スマホもバッチリ、黒いそれはマニキュアが映えるので普通の黒タートルセーターを着てもおしゃれに見えるところ。私は冬にわざわざ外のテラスでお茶するのが大好きなのだが、そのときもこの手袋は暖かいのです。

足下も忘れてはいけない。これもヨーロッパの方々のノウハウなのだが、「レッグウォーマー」はこのシーズンぐらいの寒さの冬は是非利用するベき。からだで最も冷やすとダメージが来るのは足。ヒートテックのタイツでも、日本独特の北風にはめっぽう弱い。そこにもう一枚重ねておくと、スカート一般が大丈夫になる。フリース素材のカラフル&柄付きも売っているが、それをつけた日には子どもタレントのようになってしまうので、大人は黒、もしくはボルドーでいきたい。"レペット"のものは、縦うねでかかと付きではないので非常に使いやすい。バレエシューズの上にタイツとレッグウォーマーをつけてロングスカートをはけば、気分はパリオペラ座バレエ学校の、カトリーヌ先生である!(意味不明)
NO DOWN、NO LIFE! I ♥ DOWN JACKET!
ともあれ、前号に引き続きになるが、やはりダウンのことを書かねばなるまい。心から思うのだが、人間の衣料文化はダウン以前以後に分かれるぐらいに、このスーパーな防寒具の登場は革命的で、冬の生活の質を劇的に変えた。最初にこの衣服が私の目の前に現れたのは、大学1年生の時で、スキーウェアのタウン化というスポーティーなもの。外苑にある「スキーショップジロー」に置いてあるそれは、当時で5万円ほど。量販店にて1,000円代で買える現在とは大違いだ。

ということで「絶対に買う!」と宣言していた、パリ在住の友人が着ていた、"モンベル"の半袖ダウンもさっそく手に入れ、ついでに同じ、ダイヤステッチテクスチャのパンツも購入して毎日のようにそれを着ている。基本「できるならば裸で暮らしたい」と思っているほど、皮膚への圧迫感が嫌いな私にとって、このダウン上下はまさにうってつけ。デザインもスッキリしているので、一昨日なんか、この上下でフレンチディナーにまで行ってしまった。もちろんその場合のアクセサリーは、オーストリアの気鋭ジュエリーブランド"フローリアン"だったりするんですが。ダウン購入はさらに加速していて、白金のセレクトショップにて"CHALEUR DE LA PLUME"のダウンショールを手に入れた。一片にスナップがついているそれは、肩掛けにも、ボレロにも、巻きスカートにもなる仕様で、なんとヒョウ柄やヘビ柄、毛皮のプリントがされているのだ。「あら、ファー?」と思ったら、ダウン。このフェイク感覚が面白くて、1月が誕生日の坂本龍一さんにプレゼントしたら、非常に喜ばれましたよ。2月にはレイキャビクでライブがあるというので、現地で大活躍、でしょう!

ゆやま・れいこ 著述家、ディレクター。自ら寿司を握るユニット「美人寿司」、クラシックを爆音で聴く「爆音クラシック」を主宰するなど、カルチャー界を牽引。著書に『四十路越え!』(ワニブックス)、上野千鶴子氏との共著に『快楽上等! 3.11以降を生きる』(幻冬舎)がある。

構成/本庄真穂

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