生きるためのボディ&ソウル。鍛えれば、人生きっといい感じ

湯山玲子の「人間はカラダだ!」

2013年12月25日

文/湯山玲子
イラスト/腹肉ツヤ子

BODY

【特集/いざ温活!】

『温活』は、よりよく生きることにつながる

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体温を上げて命を守るという治癒
ガンの民間療法として根強くあるのは、温熱系といわれる療法だ。
体を温めて、体温を高くすることがガンの進行を妨げる、あるいは消滅させてしまうことは、もちろん人にもよるが、かなりいい結果が現れているのだ。身近な例だが、知り合いの社長は晩年に膵臓ガンに罹(かか)り、酵素風呂という温熱療法で進行を食い止め、結果十分に長生きをして、結果亡くなった。その話を聞いて私もトライしてみたら、これは非常に調子がよく、からだのメンテナンスとして定期的に通っているのです。定期的には通えないが、もし沖縄に行く予定がある人にお勧めしたいのが「琉球温熱療法」だ。これはちょっと岩盤浴にも似た、天然の石を使って全身を温めるもの。これもまた、とある社長(名のある酒造メーカー)がこれでもってガンを治してしまったという口コミで知った。どちらも、社長が助かった、というところがミソで「社長だから金に糸目をつけずいろいろやった末の確かな結果」ということが信頼性を増しているのだ。しかし、両方とも施術を受けたあとの気持ちよさは別格で、いかにからだを温めることが体調にいいのか、ということを実感できる。
今の季節なら、鍋料理で冷え知らず
私は冷え性知らずの体質で、手がいつもカッカと熱い人なのだが、それが冷え性の女性並みに冷たくなったときは、100パーセント体調を崩す前触れということがわかっている。まあ、ほとんどが風邪なのだが、そんなときはとにかくショウガを大量投与にするに限る。ショウガ紅茶はもちろんのこと、おすすめなのが「風邪鍋」こと、豚肉とほうれん草の鍋、もしくは大根おろしを大量にすって鍋に入れる「雪見鍋」。ここにショウガの薬味をたっぷり効かせると、食べるそばからからだが湯たんぽのように温まってくる。
現代に生きる私たちにはダウンがある
服に関しては本当にその登場以前と以降では、ライフクオリティーに段違いの差があると思われるダウンも見逃せない。最初にダウンジャケットが私たちの生活に入ってきたのは、'80年代前後、スキーウェアからで、当時女子大生だった私はお小遣いを貯めて、当時としては大金の6万円なりを支払って、インポートのオレンジ色のダウンジャケットを買ったものだった。今はユニクロで3,000円台から良質なものが買えるのだから、時代は大きく変わった。私が常用しているのは、ダウンのベスト。薄手のセーターにこれを着るだけで、体感はいつもぽかぽか。仕事中、いつも腕まくりをしがちな私としては、腕は涼しく胴体はあったかという理想の状態がつくれるのだ。そして重要なのが、これ、ブラジャーをしなくてもいいこと。もこもこだから絶対に外にラインは出ないわけで、締め付け感が大嫌いな私としては本当に助かっているのである。いろんなメーカーのダウンをもっているのだが、この前、知り合いの男性が着ていたモンベルというスポーツメーカーの、半袖の襟なしカーディガンタイプのダウンが気に入ってしまって、年末は真似して一着購入予定。
冷えはからだの不調を引き出してしまう危険な状態。万全の対策でこの冬を乗り切りましょうぞ!

ゆやま・れいこ 著述家、ディレクター。自ら寿司を握るユニット「美人寿司」、クラシックを爆音で聴く「爆音クラシック」を主宰するなど、カルチャー界を牽引。著書に『四十路越え!』(ワニブックス)、上野千鶴子氏との共著に『快楽上等! 3.11以降を生きる』(幻冬舎)がある。

構成/本庄真穂

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