生きるためのボディ&ソウル。鍛えれば、人生きっといい感じ

湯山玲子の「人間はカラダだ!」

2013年10月 9日

文/湯山玲子
イラスト/腹肉ツヤ子

BEAUTY

【特集/女はおなかで勝負!】

いざ決戦!『勝負くびれ』をつくりましょう

Image 毎回、どちらかというと、ラクでトクな身体の話題を出しているが、今回はちょっとハードコアで行きますぞ。前回に引き続き"腹"だが、ズバリ、ボンッキュッボンのウエスト、つまりはおなか回り問題だ。おなか回りの脂肪はもう人間が"自然"に歳をとっていけば、避けられない問題。そうしたら、「自然派のアタシはどうしたらいいんですかい」というくびれ無しの女性たちはどうしたらいいか? というと、勝負時だけ、ウェストニッパーもしくは本格的なコルセットの力を借りるという人類の英知があるのだ。
ボディメイクはフェロモンを放出する
普段、意識もせず洋服を着ている私たちは、洋服というものはもともと、人体のでこぼこな立体を包むもの、そして、その根底には西洋絵画や彫刻のような人間の理想的なブロポーションがあることを忘れてはいけない。すごーく簡単に言うと、女性の場合ファッションがかっこよく、垢抜けて素敵に見えるためには、その「出るべき所はでて、引っ込む所は引っ込む」という下地をつくればいいのだ。これは本当に恐るべき効果があり、たとえば今年流行っているペンシル型のタイトスカートを、「おなか引っ込めウエストづくり」の土台の上で着てみると、このビヤ樽おなかの私でさえ、キャサリン=ゼタ・ジョーンズほどの色気とエレガンスで着こなせるのである。
そういえば、蜷川実花さんが個展のお披露目のときに、素敵なロングドレスを着ていた。もともとスタイルのいい人なのだが、そのドレス姿がよくある日本人のドレスアップ姿を超えて、切れ味のいいセクシー感を醸し出していたのである。「カッコいいわねー」と褒めたら、彼女はおなかをバンと叩いて、「本日はバッチリ、締め上げてますからね」と答えてくれて、妙に合点がいったことを思い出した。迫力があって美しいドレス姿は、とにかくおなか回り=ウエストをスッキリ整えればたいていの場合、ゴージャスさが、ひと味違う装いになるのである。ウエストづくりがいかに女性らしさを醸し出すか、というのは、実は女装趣味の男性たちからの証言でも実証済み。彼らが女装するとき、男性らしい直線的なお腹、ウエストにくびれをつくっただけで、女装の完成度がグンと上がるのだという。
"日常ウエスト"と"勝負ウエスト"を使い分け
とはいえ、私は日常にガチガチのコルセットを付けようとは思わない。もしくは、エステに行って脂肪を除去してもらおうと奮闘することもしないだろう。そうやって頑張れる方々には、もちろんエールを送りたいが、もうそれは個人の感覚の問題で、私は締め付けというものが肉体にあると、生きていく気力が大幅にそがれてしまうタイプなのだ(ちょっとそがれたぐらいで、ちょうどいいというムキは多いと思うが)。なので、普段はガードルも着けない、パンツ一丁。しかし、時と場所によって、外見を張らなければならない場に出向くときは、腹を引っ込め、ウエストを"つくる"様々なツールを大活躍させる、という両極端を実行中。ドレスアップはまず、お腹回りをすっきりさせて、くびれをつくる事から始めたい。

ゆやま・れいこ 著述家、ディレクター。自ら寿司を握るユニット「美人寿司」、クラシックを爆音で聴く「爆音クラシック」を主宰するなど、カルチャー界を牽引。著書に『四十路越え!』(ワニブックス)、上野千鶴子氏との共著に『快楽上等! 3.11以降を生きる』(幻冬舎)がある。

構成/本庄真穂

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