ダイエットの敵「お餅」も食べ方しだい

文/堀 知佐子(レストラン『Le Rire』オーナー兼シェフ)
イラスト/いしわたりきわこ
ダイエットの敵「お餅」も食べ方しだい

今年のお正月は、お餅をいくつ食べましたか? お正月のお餅がまだ残っているご家庭も多いかもしれませんが、「お餅は太るし…」と思ってたくさんは食べられないという声もよく聞きます。とはいえお餅は腹もちがいいし、実は食べ方しだいでは必ずしも「敵」とはいえないのです。今回はそんな知恵をご紹介します。

お餅の腹もちがいいのは、<もち米>という粘性の強い米からつくられるためです。この<もち米>が、通常ごはんとして食べている<うるち米>よりも、食後に血糖値を早く上げてしまうのが太りやすい原因です。血糖値を上がりにくくするには、海藻や野菜などをたっぷり食べてから最後にお餅を食べる順番の工夫です。そして、シンプルにお餅だけで食べるよりも、<磯辺焼き>やきなこをかけた<あべかわ餅>のように、ほかの素材と合わせるほうがおすすめ。<磯辺焼き>に使われる海苔はビタミンやミネラルが豊富で糖質の代謝に関わる栄養素。たっぷりの海苔と一緒に食べましょう。大根おろしをたくさんかけた<からみ餅>や砂糖を控えたきな粉との<あべかわ餅>は、タンパク質がとれるので血糖値の急上昇を防げます。

もう少し手をかけるなら、焼いたお餅を熱湯にくぐらせてやわらかくして、たっぷりの大根の千切りと大根の葉をさっとゆで、うす塩で食べると、一風変わった七草粥のようになります。ぜひお試しください。

  • 堀知佐子
  • 堀知佐子(ほり・ちさこ) 管理栄養士・食生活アドバイザー・アンチエイジング料理スペシャリスト。レストラン「Le Rire(ル・リール)」シェフ。京都の調理師学校で教鞭をとった後、京料亭「菊乃井」の物販事業部責任者を経て、2010年株式会社「菊の井」常務就任。2008年アンチエイジングをコンセプトとしたレストランを開業。料理教室の開催、地方自治体アドバイザー、講演など、食と健康をテーマに幅広く活動。著書に『みそと野菜でアンチエイジング』『100歳まで錆びない栄養レシピ』など多数。
からだ用語辞典: 糖質

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