紫外線から肌を守る赤と緑の食材

特集/今やるべき紫外線対策

文/堀知佐子(レストラン『Le Rire』オーナー兼シェフ)
イラスト/いしわたりきわこ

紫外線から肌を守る赤と緑の食材 5月、6月は、実は1年の中で紫外線が最も強い時期です。シミ・しわの原因になるのでローションやクリームで対策という方も多いのですが、実は食べ物でも予防できます。そこで、からだの内側から紫外線対策に有効な食べ物をご紹介します。

まず日焼け対策に効果的なものは抗酸化作用の強い成分をもつ食材。特にトマトなどの赤い食べ物が有効です。調理されたトマトには、多くのリコピンというファイトケミカルが含まれます。リコピンとは赤い果物に含まれるカロテノイド色素で、植物はこの色素を太陽から身を守るために活用することが知られています。ですから、カロテノイドを多く含んだ鮮やかな色をした果物や野菜を摂取することで、日光に対する耐性を上げることができます。

また、オレンジ色の色素βカロチンや紫色のアントシアニンも抗酸化作用があります。特に、ブロッコリーをはじめとするアブラナ科の野菜には、スルフォラファンという成分が含まれ、抗がん効果があることもわかっています。また緑茶には没食子酸エピガロカテキンという成分が含まれており、日光による肌の老化を遅らせ皮膚がんの腫瘍抑制効果があることもわかっています。色の濃い夏野菜を煮込みなどにし、緑茶をたくさん飲んで今年の夏は美肌で過ごしましょう。
堀知佐子

堀知佐子(ほり・ちさこ) 管理栄養士・食生活アドバイザー・アンチエイジング料理スペシャリスト。レストラン「Le Rire(ル・リール)」シェフ。京都の調理師学校で教鞭をとった後、京料亭「菊乃井」の物販事業部責任者を経て、2010年株式会社「菊の井」常務就任。08年アンチエイジングをコンセプトとしたレストランを開業。料理教室の開催、地方自治体アドバイザー、講演など、食と健康をテーマに幅広く活動。著書に『みそと野菜でアンチエイジング』『100歳まで錆びない栄養レシピ』など多数。

※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
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