
今月は秋の夜長にこそ楽しみたい、チーズにこだわった料理をご紹介します。
チーズと納豆とニラを混ぜ合わせて餃子の皮に包んでパリッと焼いたこのメニューは、比較的どの家にでも常備してある材料で簡単につくることができます。
それでいて、高タンパク質な発酵食品2品と、β-カロテンやビタミン、葉酸、食物繊維などを含み、緑黄色野菜の中でも最も栄養豊富なニラを合わせた栄養満点レシピです。
●材料(2人分)
納豆 1パック
ピザ用チーズ(スライスチーズをちぎってもOK) 70g
ニラ 2株
ごま油 少々
塩 少々
餃子の皮 12〜14枚
油 大さじ2程度
●つくり方

1、ニラを粗刻みにする(1cm幅程度)。

2、ボウルにチーズ、ニラ、納豆と付属のたれ、ごま油、塩を加えて全体をさっくり混ぜ合わせる(混ぜすぎないほうがよい)。

3、2でつくったタネを餃子の皮の真ん中にティースプーン山盛り1杯程度置き、まわりに水をつける。

4、ペタンと半分に折り畳み、最初に真ん中3cm程度をしっかり押さえて閉じてから、横のほうも合わせて閉じていく。
※納豆の粘りがつくと皮が貼り付かなくなるが、真ん中さえ閉じておけば横が開いていても問題ない。真ん中部分には納豆の粘りをつけないように気をつける。

5、フライパンに多めの油(大さじ2程度)を熱し、4の餃子を入れていく。

6、こんがりきつね色になったら裏返し、反対面も焼いたら出来上がり。酢醤油や、ラー油をつけて食べるとおいしい。
からだにやさしい豆知識

ニラに含まれるにおいの素のアリシンは、強い殺菌効果や抗酸化作用があり、免疫力を高めて風邪などの予防にも役立ちます。
パリッとした餃子の皮とチーズ、納豆はまさに黄金の組み合わせといえるほど絶妙なバランスの味わい。箸が止まらない、やみつきおつまみになること必至です。
2倍量でつくっておき、半分は焼かずにジップロックなどに平たく入れて冷凍しておけば、1週間程度は保存が可能です。凍ったままの状態で揚げ焼きしてもカリッとおいしく食べられますよ。お試しください。
-
- りんひろこ 料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。
-
- kencom(ケンコム) 「楽しみながら、健康に。」をコンセプトに、DeNAと住友商事の合弁会社であるDeSCヘルスケアが、両社のエッセンスを注入して立ち上げたサービスです。利用者の健やかな生活と大切な人の笑顔を守ります。 DeSCヘルスケア:https://www.desc-hc.co.jp/
提供元:秋の夜長のおともに!タンパク質たっぷり簡単餃子【おつまみレシピ】|kencom(2020.10.10公開)より一部改変