
缶詰といえば水産加工品以外にフルーツ缶詰も豊富にあります。常備しておけば、手軽にヨーグルトと合わせて朝食などにできますね。
中華では料理の甘みとしてフルーツを使うこともよくあります。パイナップルを使った酢豚などが有名ですが、今回は黄桃を使って海老マヨを作りたいと思います。
黄桃の優しい甘みが海老や野菜のうまみを引き立てます。
●材料(2人分)
海老(尻尾付きのもの) 10尾
塩 2つまみ
片栗粉 大さじ2
たまねぎ 1/2個
ピーマン 3~4個
パプリカ(あれば) 1/2個
黄桃(缶詰) 1/2缶(果肉約100g)
合わせ調味料
- マヨネーズ 大さじ2
- レモンの絞り汁 大さじ1
- 黄桃の缶汁 大さじ2
- 塩 小さじ1/4
サラダ油 適量(大さじ3~4程度)
●作り方

1、ピーマン、パプリカはヘタと種を取って一口大(2.5cm角程度)に切る。たまねぎも一口大に切る。黄桃も汁を切って一口大に切る。

2、海老は尻尾以外の殻を取る。背に切り目を入れて背わたを取り、塩をまぶしてよく揉みこんでから水で洗い臭みをとる。ペーパーで水気をふいて片栗粉をまぶす。

3、合わせ調味料を全ての材料が入るくらい大きめの耐熱容器で混ぜ合わせて、黄桃も加え、ラップをかけずに600Wの電子レンジで5分加熱しておく。

4、フライパンに多めのサラダ油を熱して海老を入れる。1分ほどしたらフライパンの片方に寄せて残りの野菜を入れる。3~4分ほど揚げ焼きし、海老はきつね色になったらペーパーをしいた皿の上に引き上げて油をきる。

5、合わせ調味料に4の海老と野菜を加え、全体に絡まるように混ぜ合わせる。
からだにやさしい豆知識

黄桃にはペクチンという食物繊維が含まれていて、腸内環境を整えるのに役立ちます。また、抗酸化作用のあるビタミンEも豊富に含んでいます。
海老にはタウリンと呼ばれるアミノ酸が含まれていて、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らしたり、肝機能を調え、疲労回復を促す効果があります。
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- りんひろこ 料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。
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- kencom(ケンコム) 「楽しみながら、健康に。」をコンセプトに、DeNAと住友商事の合弁会社であるDeSCヘルスケアが、両社のエッセンスを注入して立ち上げたサービスです。利用者の健やかな生活と大切な人の笑顔を守ります。 DeSCヘルスケア:https://www.desc-hc.co.jp/
提供元:桃缶で本格中華!?食欲すすむマヨネーズ炒め【おつまみレシピ】|kencom(2020.09.23公開)より一部改変