2024.11.27

おとなの「ながら」プチトレ#10

お風呂で|足指ストレッチで、脚全体の循環を良好に

監修:中野ジェームズ修一さん

忙しいおとな世代には、すきま時間や何か「しながら」のプチトレーニングを。簡単にできる習慣をご紹介!

少し歩くと疲れてしまう…
その原因は足先の硬さ?!

左手と右足で握手するように、足指の間に手指を差し込み、足指を反らす。反対側も同様に行う。

ポイント

足の指をどれくらい自由に使えますか?自在に開いたり閉じたりできますか? 最近は、足の指が思うように動かせない人が増えているように感じます。

人間の足は歩く際、地面から離れるときに足指が広がり、着地するときに閉じるという動きをしていて、その開閉に合わせて足裏やふくらはぎの筋肉も動きます。ところが、足先が硬くなってこの動きがうまくできないと、筋肉の動きも少なくなり、足全体の循環も悪くなってしまいます。

お風呂であたたまった状態で足の指先を広げることで、足先の動きをよくしましょう。お風呂からあがったあとは、水を飲んだり、洗濯物をしたりとできるだけ裸足で歩き回ってください。足裏やふくらはぎの血流の循環も改善し、心身のリラックス感も高まるはずです。

歩きやすく、疲れにくい靴
「サクセスウォーク」

歩きやすく、疲れにくい靴「ワコール/サクセスウォーク」

ヒールの高さは3種類、デザインも豊富。ワコール独自の設計で、歩きやすく、疲れにくく、そして美しい靴を追求しています。

ワコール/サクセスウォーク

  • 中野ジェームズ修一 フィジカルトレーナー
    (株)スポーツモチベーション最高技術責任者、アメリカスポーツ医学会認定運動生理学士
    フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。 早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、多くのトップアスリートをはじめ一般の中高年者まで幅広く指導している。『寝たきりにならない体の使い方』(Gakken)、『スキマ★ストレッチ』(ダイヤモンド社)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。
構成/大庭典子
イラスト/石崎伸子
デザイン/日比野まり子

おとなの「ながら」プチトレ~自律神経のバランスを整える