2022.08.17

特集 おとな流 夏の紫外線対策#04

ポルトガル最南端の町へ。たっぷり&こまめな保湿で肌を紫外線から守ります。パーツモデル金子エミさん

夏になって、バカンスへの思いをめぐらせている人も多い今。おとな世代が夏旅で気をつけるべきことは…やっぱり日焼け防止!「私的夏旅準備と紫外線対策」のふたり目は、パーツモデル・金子エミさんが登場します。

ヨーロッパのリゾート地に映えるシックカラー小物で旅準備

1、海辺の強い日差しから肌を守る、折りたためるつば広ハット。2、肌だけでなく目もケア。紫外線刺激を和らげるサングラス。3、リゾートのおしゃれを盛り上げる、シルバーのビッグバングル。4、ビタミンC3000mg+D4000IU! 高濃度の顆粒サプリメント。5、大胆プリントのエコレザーバッグ。アフリカの貧困問題支援にも

ゴム手袋に手づくり保湿剤まで!美肌のための保湿グッズで万全に

6、7  手肌の保湿ケアにポリエチレン手袋とゴム手袋。8、かかともツルツルに! 簡単パックに役立つビニルラップ。9、活性酸素の除去に着目した、自然由来の飲む日焼け止め。10、化粧水と美容液をブレンドした、お手製保湿液スプレー。11、さらさら感がここちいい! パウダータイプの日焼け止め。12、肌のムラを整えてつやを出す、色つきの塗る日焼け止め。13、大容量かつ頑丈! 頼れる旅の相棒、キャリーケース

ポルトガルにあるヨーロッパ最南端の街、アルガルヴェをご存じですか? 息子が参加する世界的な水泳大会の開催地で、親子で訪れるのを楽しみにしているのです。ヨーロッパ特有の強い日差し、乾燥した気候、そしてプールの照り返し…万全な紫外線対策が必須ですよね。ここで長年パーツモデルをつとめている私の「美肌持論」をお伝えさせてください。それは「何はともあれ、まず保湿」ということ。たとえば焼き魚は、水分量の少ない干物はすぐに焦げるけれど、生のお魚は火が通るまでに時間がかかりますよね。それと同じで、乾燥した肌に日焼け止めを塗っても焦げるだけ。その前にたっぷり保湿してあげることが重要なのです。だから私は、化粧水と美容液を混ぜた「お手製保湿スプレー」をいつも持ち歩いています。お財布、携帯、保湿スプレー、これが私の三種の神器(笑)。顔はもちろん、からだ全体にとにかくたっぷり。日焼け対策をしながら、美しいつや肌が手に入ります。さらに旅先でも欠かさないのが、下着などを洗うときに「ハンドクリームを塗る」→「ポリ手袋とゴム手袋を2枚重ねでつける」という“蒸し美容”。日常では、このまま洗い物をしています。かかとから膝上までをラップで包む“ラップパック”もルーティン。驚くほど肌がしっとりよみがえるので、ぜひ試してみてください。美しい肌とは、色よりもつやだと考えています。美白はもちろん大切ですが、そのために何より保湿をお忘れなく。バシャバシャ、ビシャビシャ、ひたひた。手の届かない化粧品や特別な機械は必要なし。家にあるものでできるセルフケア、始めてみませんか。

金子エミ(かねこ えみ)。パーツモデル、美容家。CM、広告、雑誌などで活躍。育児をしながら続けてきた独自の美容法も提唱。『女優脚のつくり方』(ワニブックス)、『金子エミとダウン症カイトの水泳奮闘記 世界は君のもの』(オレンジページ)ほか著書多数。

オフィシャルサイト:emikaneko
Instagram:@emikaneko1114

*写真のアイテムはすべて金子さん私物です。

構成・文/本庄真穂
撮影/高木亜麗
ヘア&メイク/木村三喜
デザイン/日比野まり子