2022.03.02

おしえて、ワコール

久々のスーツがなんとなくキツい…。どうしたらきれいに着こなせますか?

OTONA BODY BOOK 編集部

せっかくの晴れ舞台、
お気に入りのスーツで出かけたい

新年度のスタート、家庭の行事や仲間のお祝い事など、晴れの場にのぞむことが増える春。仕事で気合いを入れる場面もあることでしょう。

そんなとき、久しぶりに引っ張り出したスーツが、なんとなくキマらない…。タイトスカートのヒップが窮屈だったり、おなかが目立ったり。こんな発見に肩を落としている人もいるかもしれません。最近のトレンドだったユルっとした服や、ヒップ・おなかの隠れるアウターばかりで、ボディラインの変化に気づいていなかったということもありますが、それ以前に、だれもあらがうことのできない、「加齢による体型の変化」という事実もあります。

加齢によるヒップのかたちの変化 資料:ワコール人間科学研究所
加齢によるおなかのかたちの変化 資料:ワコール人間科学研究所

スカートの下のヒップは、
下から押し上げる!

上の図でもわかるように、年齢とともに変化する下半身のシルエット。自然の摂理とはいえ、スーツを着たときのシルエットくらいは、数年前の自分のままでいたい…。そんな思いをくんでくれるのが、ヒップを「上向き」に見せることができる機能を備えたロングタイプのガードルです。丈の長さだけでなく、以下の特徴に注目して選ぶと、ヒップにもおなかにも効果が期待できます。

ガードルの注目ポイント

ガードルしだいで、
ヒップ位置が上がり、
脚長効果も

上記のポイントを頭に入れてガードルを選んだら、はく前と後とのヒップラインに変化が出ることに、気づくでしょう。下の写真は、その一例です。

ガードルによるヒップ位置とおなかのラインの変化

ガードルの力を借りて、ヒップの丸みの頂点を少し高くするだけで、脚長効果も期待できます。また、「二の尻®」(ヒップと太ももの境目あたり)に段差が出ないようにスムージングしたり、おなかの丸みをフラットに整えたりすることで、着やせして見えるのも特徴です。ヒップ、おなかと少しずつの変化でも、全身がすっきりした印象に変わり、スーツを着たときの自信も、堂々とした振る舞いも、手に入るのだとしたら…。晴れの日に活用しない手はありません。

コンパクトなジャケットに、タイトなスカートやスリムなパンツは、いつの時代も「かっこいい」の象徴。大きめのジャケットで気になる部分を隠すより、ショート丈のジャケットでボトムのシルエットを思いきって出してみるのもいいかもしれません。そしてスーツ選びの前に、まずはガードル選び。こんなふうに発想を変えれば、「もう似合わない」とあきらめていたスーツも、もう一度主役に復活!なんていうことも、あるかもしれません。

- Answer -

タイトなボトムには「上向きヒップ」をつくるガードルを。これ1枚で着やせ・脚長効果も。

デザイン/日比野まり子
イメージ写真/shutterstock.com