頭ほぐし／舌を動かしながら、リンパを流す

＊頭ほぐしとは
顔のたるみや頭部のゆがみは、頭のコリに大きな原因が。村木流「頭ほぐし」は、筋肉の奥深くからほぐして、頭蓋骨や顔のたるみにアプローチします。すきま時間にできて、こり固まっていたところがフワッとラクになったり、顔つきがやわらかくなるなど効果がわかりやすいのも魅力です。スマホやパソコンで前傾姿勢がクセになったら、1日のどこかでフラットな状態に戻しましょう。引き続きエイジングデザイナーの村木宏衣さんに教えてもらいます。

今回は、滞ったリンパを流して、顔全体をリフトアップします。

1 あご先から2cm内側の骨のきわに、カギ形にした人差し指の平らな面で適度に圧をかける。

2 巻き舌にして「ら」「り」「る」「れ」「ろ」の形に口を動かす。

1、2を6回繰り返す。

●ココがポイント！
スマホ習慣などであごが前に出てしまっている現代人は、あご下にあるオトガイリンパ節が滞っている人がほとんど。ここを刺激して、老廃物を流し、たるみを引き上げましょう。また、マスク生活で口呼吸になり、呼吸が浅くなることもあります。すると舌が上あごについている正しい状態がくずれ、舌が下がってしまうことも。英語の「R」の発音を意識した「らりるれろ」を発音し、舌を刺激してあごのラインをスッキリさせましょう！