頭ほぐし/上まぶたのたるみ解消ポーズ

指導/村木宏衣

*頭ほぐしとは
顔のたるみや頭部のゆがみは、頭のコリに大きな原因が。村木流「頭ほぐし」は、筋肉の奥深くからほぐして、頭蓋骨や顔のたるみにアプローチします。「頭ほぐし」は、1分間のポーズでもその日のうちにリフトアップを実感しやすいのも特徴。頭部の血液やリンパの流れがよくなるので、美肌も期待できます。

今回は、上まぶたのたるみ解消ポーズをご紹介します。重たいまぶたをほぐして目元ぱっちり!

生え際にこぶしをあてて、斜線の平らな面を使ってくるくると5回小さく円を描きながらほぐす。歯を食いしばらないように口を半開きにして行う。

1 生え際にこぶしをあてて、斜線の平らな面を使ってくるくると5回小さく円を描きながらほぐす。歯を食いしばらないように口を半開きにして行う。

小さな円を描きながら刺激を与え、おでこからこめかみまで生え際(写真の点のライン)に沿って、まんべんなくほぐしていく。 ここをほぐす!

2 小さな円を描きながら刺激を与え、おでこからこめかみまで生え際(写真の点のライン)に沿ってまんべんなくほぐしていく。


●ココがポイント!
頭頂部を広く覆っている帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)と前頭筋(ぜんとうきん)がつながる部分は、老廃物が溜まりやすくて、コリが強く出ます。ここがこり固まっていると、目を開けるのに上まぶたの力を必要以上に使ってしまい、目がスッキリと開かない原因に。ほぐしていくと目がぱっちりと開いて、視界がスッキリしたような感覚が期待できます。こぶしで筋肉を深く捉えるようなイメージで、しっかりと圧をかけてください。

撮影/丸山涼子
取材・文/大庭典子
  • むらき・ひろい 1969年東京生まれ。エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務を経て、独自の「村木式整筋」メソッドを確立。筋肉・骨格・リンパにアプローチするオリジナルの理論と手法で、リフトアップ、小顔、美髪、ボディメイキングなど、女性の悩みを解決する美のスペシャリスト。2018年には自身のサロン「Amazing♡beauty」を開設。著書に『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)など多数。新刊『10秒で疲れがとれる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評発売中。