- ファッション
- 2017.10.25
レーシィで華やか。エイジレスにきらめきを楽しめる「レシアージュ」開発秘話<前編>

今年で21年目。ロングセラーブランドの
「レシアージュ」は、日常の中の華やかさ。
――長年、定番人気商品の「レシアージュ」ですが、2009年にリブランドをされたとか?松本 そうなんです。発売当初は25~35歳の方を対象に商品づくりをしていたのですが、時代とともにファッションの自由度も高まってきたので、年齢でくくるのではなく、ひとりひとりの求めるモノに合わせて商品を選んでいただければと。
木野 その時に現在のキャッチコピー"きらめき 華やぐ"が生まれました。大切にしているのは、価格以上の価値を受け取っていただくこと。ですので、商品開発の際には見たときの高級感や質感をとりわけ大切にしています。特別な日のために選んでくださる方もいらっしゃいますが、ぜひ毎日のようにクローゼットから取り出して笑顔になっていただけると、うれしいですね。

2017年11月発売予定の商品テーマは
いつか見た夢、を連想させる"銀世界"。
――この冬の新商品「2250・2251シリーズ」のテーマ"銀世界"について、その世界観や商品について教えてください。松本 今シーズンの大きなテーマは"夢のつづき"です。子どものころにあこがれていた夢、いつか見た夢...と、さまざまな夢があるなかで、"銀世界"を連想するデザインを手がけました。あの日の緊迫した空気感や、ふわふわとした気持ち、無邪気さなど。商品を通して、いろんな情景を思い描いていただければと思っています。


松本 クリスマスのタイミングに合わせて、ロマンチックなレッドをメインカラーに打ち出しています。そのほか、ホワイトクリスマスを連想させ、かつテーマにもぴったりのホワイトはまさに"銀世界"をイメージ。11月から半年間展開するため、春の訪れを感じさせる優しいイエローも合わせて3色をご用意しています。
木野 それぞれのカラーに合わせて、糸使いも変えているんですよ。レッドは光沢のある糸を、イエローとホワイトはマット糸を使っています。石の色もカラーごとに違います。赤はガーネット、ホワイトはオーロラ、イエローはクリスタルをイメージし、細部にまでこだわりました。

松本 ショーツは、毎シーズン断トツ人気のバックレース、アウターへのひびきを考慮したボーイレングス、ビキニ丈のソングといった3タイプをご用意しています。胸もとのレース使いがポイントのキャミソールもクリスマスのシーンにおすすめです。

*ビジュアルだけじゃない。「レシアージュ」の驚きの機能とは? <後編>に続く。

木野愛香(きの・あいか)
CS事業本部 ウイングブランドIW企画商品部 商品企画二課
2000年入社。ブラパタンナー、キャンペーン商品開発、育休を間に経験しながら、のべ12年間レシアージュを担当。

松本直之(まつもと・なおゆき)
CS事業本部 ウイングブランドIW企画商品部 商品営業二課
ワコール入社後、販売課に所属し7年中部地区、2年中国・四国地区の量販店を担当。現場の経験を活かし、2016年4月よりレシアージュMDとして業務。