トップ 服をめぐる / BEAUTY 【KCI Wunderkammer】オーバーシューズ

服飾の歴史や文化へ誘う、京都服飾文化研究財団(KCI)広報誌より

服をめぐる

2019年9月25日

文/筒井直子(京都服飾文化研究財団 キュレーター)
写真/成田舞(Neki. inc.)

BEAUTY

【KCI Wunderkammer】

オーバーシューズ

オーバーシューズ 京都服飾文化研究財団所蔵 素材:絹、革、木
製作地:ヨーロッパ
製作年:18世紀後期


本品は18世紀の貴族階級の女性が履いた「パタン(patten)」と呼ばれるオーバーシューズ。靴の上から履くもう一つの靴である。当時の靴はドレスとマッチする美しい絹織物でつくられるものが多かった。パタンはその靴を汚すまいと考案されたのだった。しかし、このパタンもまた繊細で愛らしい絹織物で作られているのではないか! さらに上に履くパタンが要るんじゃないの...と心配になってしまう。
© The Kyoto Costume Institute
(KCI広報誌『服をめぐる』第7号 2017年7月発行より)
京都服飾文化研究財団(KCI)

京都服飾文化研究財団(KCI) 京都服飾文化研究財団(The Kyoto Costume Institure, 略称KCI)は、西欧の服飾やそれにかかわる文献や資料を体系的に収集・保存し、研究・公開する機関です。現在18世紀から現在までの服飾資料を約13,000点、文献資料を約20,000点収蔵。それらを多角的に調査・研究し、その結果を国内外の展覧会や、研究史の発行を通じて公開しています。
https://www.kci.or.jp/

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